FrontPage/2021-10-26
考え方が反対になる理由
政見放送を聞いていてもそうだが
真逆の意見を述べている政党がある
あらためてじっくり聞いていてとても不思議に感じるのだが
何故だろう
例えば国防のこと
対話と外交で国を守れば良いので
軍事力を増強する必要はないとする意見が有る
憲法９条を守るべきだという
一方で、
外交の背景には軍事力も経済力も有り
話し合いで解決するためにも不可欠な要素であるとする意見が有る。
周辺国で反日教育をしながら覇権を広げようとする国が存在する以上
憲法を改正し正当な軍事力を保持しなければ将来において国家、国民を守ることは出来ないとする意見が有る
この国防問題は、ことが起こらなければ何らの問題は無い
平和が続くのならば、軍事力などよけいな出費であり
その資金を恵まれない世帯に回した方が良いという考えもうなずける。
しかし、一旦ことが起き、戦闘行為が起こらなかったとしても
国の主権が奪われて外国の支配下に置かれたならば
チベットやウイグルのように宗教弾圧のような思想統制が敷かれたり
それによって国民の生命と財産が奪われることも有る
前者の９条を堅持して平和外交を支持する人は
それでも良いと考えているのかもしれない
下手に抵抗すれば戦争状態に入り
多くの命が奪われることを危惧しているのだろう
戦争になって負けて悲惨なことになるくらいなら
占領されても生き残れる道はあるという考え方なのだろう
学校などでのいじめっ子といじめられっ子
そして、周囲の傍観者たちとの関係と同じであり
フラクタルとして見ると分かり易いと思う
今、香港や台湾が中国といういじめっ子に追い詰められ
その支配下に置かれようとしている
それを横で見ている日本は、さて、どうするのか
どうすれば良いのか
本当は、そこでどうすることが理想なのか考えればよいだけなのだ
理想は、そこに介入していじめっ子を説得することかもしれないが
説得しきれることではないだろう
とばっちりを受け、暴力が自分にも加えられ被害を受ける場合も有る
だが、事なかれ主義で放っておくと、やがてその矛先は自分に向かってくる
結局このような意見の違いの基に有るのが
自分自身に対する価値観の違いのようだ
要するに、命の尊厳を優先するのか
それとも、魂の尊厳を優先するのかの違いだ
唯物論と唯心（神）論の違い
この世界観の違いが背景にある
確かに、傷つきたくはないし、嫌な思いもしたくない
命を危険になどさらしたくはないという気持ちは理解できる
しかし、心を捨て去りたいとも思わないだろう
心を捨て、いじめっ子に加担したならば
その心の傷は、おそらく、手足をもぎ取られ
命を失う事よりも大きな事なのかもしれない
転生輪廻が有り、その経験が魂に記憶として残るのであれば
そのような傷を受けるよりも肉体の命を失った方がマシなのかもしれないのだ
心の中を覗いてみても
過去の偉人たちの行動を見ても
ドラマなどで主人公の行動に感動を覚える時を見ても
目先の利益よりも、肉体の命よりも、魂の命を守ることを選択した時だ
普段は、私も表面的な自分の利得を中心に観てしまうが
一旦、冷静に価値判断した時に、魂が汚れてしまうようなことだけはしたくないと思う
おそらく、だれしも、心の奥では、魂の永遠性を知っていて
心の価値観を理解しているのだと思う
その心の価値観が、蛇行した場合、左翼的な考えになるようだ
あの世の事、霊的世界のこと、神様のことを
ボンヤリと見たり、無視してしまうような状態になると
その心の中の神性が暴走し優しすぎる判断をしてしまうようだ
その結果、本当の優しさとはならず、ことわざで言われているような「地獄への道は、善意で舗装されている」という結果になる
今の政治は、与党も野党も、左翼的、リベラル的傾向を持っている
人の心の中に在る神性、仏性がうまく働かなくなっている原因は
死んだら終わりだという思想がまん延しているからだ
その結果、神は自分自身の、今の考え方の中に在ると思い込み
自己中心的な思想に引っ張られる
その思い込みが強いと、それは、神の思いと同じレベルになるので、とても強い行動原理となる
結局、主たる存在を表面的な自分に置くのか
それとも、主たる存在を自分の中にある神なる存在に置くのか
悪魔に負けた人たちは、神ではなく、表面にいる自分に置く
その神から離れた自分に判断の基準を置くために
主体を神に置こうとして努力している者から観ると、彼らの判断が真逆の意見になっているということのようだ
基本的な信仰を取り戻して欲しい
そして、本来の神の願いをそれぞれの心の願いとして、行動原理として、間違えたものを主体に置いた人々をダイナミックに救っていきたい
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