陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2021-10-18

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政府のするべき仕事、してはいけない仕事

政府のするべき仕事の中で

どんな仕事が良い仕事であり
良い循環を生み国家国民を心身ともに成長させることが出来るのか
そのプラススパイラルを起こせるような仕事は何か

簡単に言うなら
「バラマキ」にならない仕事だ


人気取りのために行うような、結果主義の政策をやめるべきだ
国民のレベルを落として良い事は一つもない

政府が行う仕事には大きく観ると二つある

一つは、国家国民を豊かにする事
一つは、その生活と安全を守ること

産業の基盤であるインフラ整備も必要だし
産業の育成のための助力も必要だ
そして、防衛という仕事も有る

国民を守るための国防の備えも不可欠だ

小さなレベルで言うならば
家計が豊かになって来ると、それをうらやみ奪おうとする輩も出てくる
防犯の備えをしっかりすることで
そのようなよこしまな思いが近くに有ったとしても
引き入れるようなスキを与えずに済む

万が一、国レベルで
国内事情により政情不安のはけ口として海外に敵を造る必要が出て
現実に侵攻して来るような事態が有っても
初戦でその思いをくじくことが出来るならば大変なことにならなくて済む

外交も、防衛力の充実が背景にあるならば
紛争が表面化する前に阻止することも出来る
良い外交が相手国を正しい方向に導くことも可能だ

外交、防衛の仕事は政府の重要な仕事であり
基本は、次の図の循環を良くする事

経済

主体を政府に置き換えて考え
この循環の質と量とそのスピードを上げることが出来れば景気は良くなる

この仕事→サービス(商品)→価値→所得の循環は
GDP三面等価の原則で言われる
「生産面」「支出面」「分配面」の内容と一緒です
 商品    代金   所得
(サービス)(価値)

海外との貿易を除けば、この3要素の額は一致するという原則が有る

結局は、個人でも企業でも政府でも構造的にはフラクタルであり同じです
政府が、良い商品、良いサービスを提供することで
(インフラ整備や金融面での産業育成の手助けなどで)
企業活動の価値を上げる手助けをして利益をあげてもらい
その産業の拡大再生産や新たな産業の育成に投資をしてもらい
新たな供給を整え、新たな需要を創出して
国民の給与所得も上がることで消費も活発になる

このように全体の経済規模を上げることが出来ればGDPが増えることになる
政府には、そのGDPから税収が上がってくるのです

この循環が良ければGDPは増え、税収は増えるばかりでなく
経済の循環が良ければセーフティーネットもそれほど必要はなくなります
原則、バラマキなど必要はないのです

しなくてもいい、よけいな仕事をいっぱいしているから景気が良くならない
よけいな仕事にお金をいっぱい使うから資金不足になることを心配して増税を繰り返す

景気を良くする事さえできれば、借金など気にしなくても良いのです
良い景気が永続するという信用さえ担保出来れば
人は、いくらでも借金させてくれます

経済が成長すれば借金は返せるし、新たな融資を市場は要請してきます
この好循環を起こす流れを阻害するのがバラマキです

政治家や官僚たちは、バラマキが増え続けるようなことばかりしていて
現実に景気を良くできていないという実感が有るために
要するに自己信頼が無い為に増税して不安を取り去ろうとして
この循環を阻害するような消費税というブレーキをかけてしまう

ブレーキをかけなければならないところでアクセルを踏んで
アクセルを踏むべきところでブレーキを踏む

経済という名の車を運転する資格が無いのです
実際の車でも踏み間違いをしても
なかなかそれを認めなかった老人が居ましたが
まさに、フラクタルです

とにかく、お役に立たない余分な仕事をやりすぎです
してはいけない仕事をやりすぎです
そのよう犯罪行為のような仕事を
国家レベルでやっていて、気が付かないのでしょうか

そんな政治家を選ぶ国民の愚かしさ
その原因は何かというと、国民にも神からの視点を無視するところが有るからです

正しい信仰を取り戻さなければなりません

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