陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2021-09-09

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偽金造り

偽造貨幣という直接的なニセ金も有るが、それと同質なものも存在する


偽金を陰陽で説明すると
陽、明らかに世間で通用している通貨に似せて造られたお金
陰、世間で通用しているのだが、そのお金の背景に本当の意味での信用が無いお金
ある意味、思い込まされているお金、仮想通貨とかデジタル通貨など

ただ、普通の通貨でも、その境界線を決めるのは難しいのだろう
通貨発行量の問題と、それを発行している政府(中央銀行も含める)の問題だ

まともな通貨でも質と量の問題で信用に陰りが出てくるとニセ札に近くなるだろう
MMTで財政出動に拍車をかけるのは良いとしても、ある限度を超えるとさすがに信用に揺らぎが出始めるだろう
いかにして、その信用を維持し担保していくかが問題になる

インフレ率だけを観ていて、その信用を担保出来るだろうか

要するに、お金に信用が無くなることが問題だが
なんでもそうだが、信用を積み重ねるのは大変だが
信用を失うのは簡単であり瞬間的にも起きる可能性がある
ドミノ倒しのように、信用は崩れるだろう
その衝撃に世界は耐えられるだろうか

このコロナの問題でもそうだが
コロナを恐れるあまり経済を死に至らしめるような規制が加えられている
日本の感染規模では、5類でなく2類の対応で良さそうなのに
明らかにパニックになって、このワクチンの信頼性に問題が有り
現実には接種後に死者も出ているというのに
それらを無視してもワクチン接種が絶対のように思い込まれている

お金の価値、その信用も似たようなもので
人々の思い込みで簡単に変化してしまう

MMTで考えれば、日本も莫大な借金をかかえている
1000兆円を超える財政出動をしているのにその信用は、まだ、崩れてはいない
中国のことで見ても同じようなこと、それ以上なことが言える

中国のGDPの数字にも信用は出来ないが
中国の借金、財政出動がどれだけあるのかはっきりは分からないようだ
詳しくは知らないが、その為に「元」というお金に信用は無いようだ

一部の意見には、日本の100倍くらいの借金が有る可能性も有るという

しかし、なぜ、中国の元がまだ価値を保っているのかと考えると見えてくる
アメリカのドルが、何故、」世界の基軸通貨なのか考えると
その経済力も有るが、世界最強の軍事力が担保している面も有るだろう
結局、信用が有る

結局、信用とお金と価値とは連動していて
人とは、どうしても、実質面は無視しても、その価値で動かされる

例えば、以前書いたことだけれど
砂漠の地域などでは、簡単にクーデターが起こるけれど
その国の経済を支えている価値が地下資源に頼っている国であるならば
その土地を支配したものがその価値を独占できる

それとは違う国、色んな産業の集積でその国の収入減が有る場合には
武力で支配しただけでは、簡単にその価値を手に入れることは出来ない

しかし、最近、大川隆法総裁の言葉から学ばせていただいたのが
中国共産党のように、一党独裁で
善悪の基準が神に無く、すべての基準が自らを神として
勝ったものが正義だとするような考えだと、それを推し進めるならば異常な事態も出てくるようだ

石油とか天然ガスとか石炭とかの地下資源と同じように
ビットコインなどの仮想通貨では、マイニングとか言われ地下から掘り出すような意味の言葉が使われているが
まさに、砂漠の国の状況と同じように
マイニングされたお金が流通する世界を支配することが出来れば同じような状況が生まれる

北朝鮮では、公然と偽ドル紙幣が印刷されているとも言われているが
一党独裁で、反対意見を認めず、粛清を加え口封じが出来るような国ならば
恐怖心と信用とがないまぜになって、その価値が通用してしまうのだろう
その国の国民が、表面しか、身に及ぶ結果しか観ようとしない傾向を持つならば
強引に造られた貨幣でも通用するしかない

ただ、その信用はいつまでも持たせられないだろう

その信用を担保しその力を実効あるものとしようとすれば
そのアメとムチの支配する地域と時間を拡大するしか方法は無い

偽金を使い、覇権を広げようとしている人にとっては、嘘は必要な力であり
軍事力、暴力も不可欠であり、一帯一路などでの資金供与も不可欠になると同時に
地球全土を支配する必要が出てくる

その中国の信用を担保するものを確保しなければ
その国と対峙して、別の価値観を持って国を治めているところが有ると不都合だからだ

嘘とアメとムチで固めた経済は、簡単に崩れてしまうために
嘘を言い続け、アメをばらまき続け、ムチをうまく使い続けなければならないからだ

その手に、今の日本の政治家や経済人などが取り込まれて
その中国の覇権に協力している現状もある

しかし、しかし、このような道理を無視し、神を無視した経済がいつまでも続くことは無い
人々の意識が覚醒した時に、嘘とアメとムチが明確になり
ほころびが出たところで一気にその信用は崩壊するだろう

その時が、世界恐慌の始まりなのかもしれない
中国の信用が崩れ去り
日本の政府が崩れ去り
新たな世界秩序が生まれるチャンスなのだろう

日本には、民間に大きな資産が蓄積されている
それだけの本質的な信用価値が蓄積されている

政府の借金が何千兆円に膨れ上がったとしても、ただ、政府が破綻するだけだ
民間には、それだけの信用の蓄積がある以上
再出発は可能だ

さて、その時からが日本のゴールデンエイジの始まりだ
ただ、一旦、日本は泥を浴びて思い知る必要がある

神への信仰を取り戻し
真理価値を基準にした価値基準に目覚める必要がある



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