陶玄郷

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FrontPage/2021-02-15

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世界の基軸通貨 と デジタル人民元

今、世界の基軸通貨は、ドル
基軸通貨とは、何だろうかと考えると
貿易とか金融とか色んな経済活動の決裁に使われる基本通貨だろう

アメリカは、そのお金を中央銀行制度があるものも出そうと思えば
いくらでも印刷して出す事ができる
政府がその資金を使おうと思えば国債発行などでいくらでも調達できる


ただ、大した理由もなく無制限にお金を刷っていると
信用に陰りが出て、国債の金利が高騰して利払いが増えて次第に追い詰められることもある
次第に借金ができなくなる可能性はある

日本の円なども借金は自国通貨で出来るが同じ事だ
しかし、信用の度合いや中身が違う
その信用には、様々な要素があるだろう

経済力の差、軍事力の差、その精神性の差
未来に対する展望の差、様々あるだろうけれど
その信用を担保しているものが正確かどうかは別物だ
その評価は、様々だ

結局は、信用という裏付けがなければ世界の基軸通貨の地位をキープすることは出来ない

中国の元といういう通貨だが、それほどの信用はなさそうだ
中国の政治体制の信用からしても当然なのだろうが
その元の信用がなくても
世界貿易協定などでデジタル人民元の決済を強引に押し進める事ができれば
また、強引に一帯一路計画の中で後進国を取り込んでデジタル人民元を使わせたりすれば違って来る

あの強引さで、この通貨を押し付けることも不可能では無いだろう
アメとムチをうまく使いこなすことで可能かもしれない

もちろん、そのためには世界中の人々の信用の中身に陰りができた時だ
いい加減な信用で人々が右往左往するならば
いい加減な信用で世界の基軸通貨の地位をドルから奪うことも可能だろう

要するに、「信用」にも良い子、悪い子、普通の子がある
人々が、その大切な信用をどこに置くかだ

アメリカの大統領選挙でもメディアの反トランプ報道に影響され
トランプの信用は崩されてしまった

日本の選挙でも幸福実現党に関わっている私としては、
人々の信用という中身を疑問視するしかない

名前を知っているとか、メディアによく出ているとか
表面的な単なる印象で簡単に信用を置いてしまう
その中身を見ることなく信用してしまう

幸福実現党が国政に出ていても
政党として見ようとせずに諸派扱いで
名前も出すことをしないために無いかの如く扱われていた

何年も活動していると
流石に政策はどの政党よりもまともではないかという意見が増えてきた
ただ、いまだ、政教分離を間違えて見ているために
時折、ビックリするような意見をぶつけられる事がある

地方選挙では40名以上の幸福実現党の議員が活躍しているし
公明党も創価学会という宗教団体を背景にした宗教政党だ
ただ、私も昔そうだったが、創価学会に信用が置けなかったので宗教は大嫌いだった
その暗示を受けて、宗教という言葉を悪いもののように見ていた
しかし、幸福の科学が宗教法人格を持った時に抵抗感があったものの
宗教にも良い子、悪い子、普通の子があるという見方をした時に
宗教という言葉に対する偏見は消えていた

話は、いつものように逸れていくが
結局は、人々が良識を持って、その信用という
一番価値を与える伝家の宝刀の使い方を間違えると
自らの未来をも破壊してしまう

アメやムチに踊らされることなかれ
特に、中国共産党のアメの中には毒があることを知るべきだ
彼らは、本当に上手にアメとムチを使う

ムチに踊らされること無かれ
アメに振り回されること無かれ

現時点で中国のデジタル人民元が世界の基軸通貨になる事はないだろうが
世界の人々の価値観が狂ってしまった時に
その可能性はゼロではない



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