陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2020-12-25

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ワイロ、贈収賄王国

安倍元首相のさくらの会問題
どう見ても犯罪性が有る
しかし、私たちの中ではそれほど問題が有るのかなというように
麻痺している所がある


ただ、攻撃できる所を探している野党連中から見れば攻め所だろう

しかし、ワイロ性が有る政策はいっぱいある
みんなでやれば怖く無いというように麻痺している所が有る
公明党は自慢しているが全国民一律の十万円の給付金もそうだ

元々、コロナ禍で困窮している人に対する助け舟のはずが
一律、全国民に給付された

もちろん、給付するにしても簡単で分かりやすく助かった人もあるだろうが
ほとんどの人が関係なくお小遣いを貰った気分だろう

MMT論者から見れば、政府の支出は国民の所得になるとして歓迎しているのだろうが
あらゆる行動原理が因果関係の元に次なり影響をもたらす

すぐには確かに国民の所得となり
その恩恵は消費の一時的な増加につながり
経済を活性化さすことは出来る
しかし、その反動としてどのようなことが、その次に起こるのか
どのようなマインドを国民の心に造るのか
それが、後々、経済にどんな影響を及ぼすのか考えなければならない

その場だけのものであるなら、それは麻薬みたいなものだ
MMTと関連付けてこのような事を繰り返すなら
本当に薬漬けにされて麻薬の虜にされてしまう
麻薬の恐ろしさを知っている人ならば手を出すことはしない

しかし、麻薬をばら撒く人は
そのことでなんらかの利を得ようとする気持ちがある
相手のこと、国民のことを本当に考えているのではなく
自分達の利益のためにやってしまう

安倍元首相の秘書にしても 
さくらの会レベルで参加者に恩恵を与えることに麻痺してしまっていたのだろう

公明党のいうなりに自民党が一律の給付金を決めたように
そして、それを公明党の手柄のように宣伝している様を見ると
それほど世間の常識が狂って来ている事がわかる
感覚が麻痺して国家レベルでワイロが当たり前になっているのだろう

わたし自身もさくらの会に何が問題なのかぼんやりしていた所がある
給付金に喜んでしまっている自分がいる

しかし、それでも日本はマシなのだろう
中国に進出した企業の人からよく聞かされた事だが
中国では、ワイロがあたりまえでワイロ無しに商売が出来ないという
ワイロは当然なことのようだ

犯罪的な贈収賄まで行かない事で普段の贈答があるが
この普通の贈答と悪しき贈答とを分けることは難しいのかもしれない
当事者の経済規模から考えてもその線引きは移動する

その贈り物に犯罪性が含まれているかどうかの判断が必要だと思う
悪しき贈り物のには真善美の感覚からは外れるものが有るだろう

贈賄側も収賄側の中にも
その心の中には、卑しく醜いものが入り込んでいこうとする

私たちの心が次第に醜い心に馴染んでいるとすれば悲しむべき現状だ
そのような心が深く暗い闇に飲み込まれようとする事を放置はできない
そんな世界に神々の恩寵が働くことは次第に無くなるだろう

公明党のように宗教政党でありながら
御利益信仰に成り下がっているような所が
政権与党に入りその悪影響を国民に広げているとすれば
非常に危惧すべきことだ

更なる悪が、三橋貴明氏らのMMT理論に乗っかり広がろうとしている
れいわ新撰組の山本太郎氏などを通じて国民を麻薬漬けにしようとしてしている
共産主義の新手がアメリカでも広がろうとしているが
日本でも広がろうとしている

その特徴は、目先、優しいし有難いのだ
だが、麻薬を与えられているようなものだと知る必要がある

三橋氏にしても山本氏にしても
唯物論、無神教、無宗教なのだろうと思うが
彼らが、宗教を民衆の麻薬と思い込んでいるように
自分達自身がMMT理論という麻薬の世界に入り込んでいることに気づいていない

お金を債務と債権の記録とか
万年筆マネーという面がある事とか
政府の支出は国民の所得になる面とか
一部、表面的な所を取り出して
要するに目に見えている部分だけで理論を組み立てて
自分達の言説の正当性を訴えているが
これらは、左脳的な考えだけであって

贈り物が賄賂になったり普通の常識的なものであったりするように
曖昧な面を考え理解できないとするならば
愚かな理論となりかねない



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