陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2020-09-30

Top / FrontPage / 2020-09-30

大きな政府と小さな政府

GOーTOトラベルなど多額の資金が市場に流れ経済の活性化が図られている
その資金はどこからか出て
必ずその資金は補填されなければならない
それが何によって為されるかが問題だ


この意見に対してMMTは、政府の支出は国民の所得になるとして
なんの問題もないと言うだろう
インフレ率が一定レベルまでであるのなら大丈夫だという

前にも書いたが、インフレ率、物価上昇率だけで測れるものではない
曖昧ではあるが、信用とか数字に出来にくい価値の問題を抜きにして物事を考えるとしくじるだろう
陰陽の陰の問題だ

政府の多額の出費に対する担保は二つある

一つは、増税という形で国民から改修され補填されること
もう一つは、投資以上の経済の発展が起こり税収も増えて行くことだ

算数的には、増税が確実だが増税は経済にブレーキをかける
成長が現状維持であれば借金は残り続ける
そして、価値を支えている信用というモノが既存していくなら破綻する方向に向かう
数字に上がらなくても成長の種が国民の心の中に植えつけられるならOKだ

ただ、その種は見えにくい
果実の補助金などは見えやすい
その補助金ばかりに目が行くようなら
その社会は衰退して行くことは目に見えている

経済成長の種は、国民の自助努力の中にある
政府に頼ろうとするなら政府組織を肥大化させ非効率を生むだけでなく
国民の自助努力の精神を毀損して
その社会を弱体化させてしまうことになる

政府が色々としてくれるのは有り難いけれど
政府が大きくなりすぎる事で出て来る問題は大き過ぎる

小さな政府で行うべきだし
政治も専門職は必要だろうが
政治家は、ボランティアに近い形で行われた方が効率は良いと思う
国家の成長とやりがいを連動させる必要がある
経済の成長と連動させた給与制にするなどの方法だ

経済成長できなければ、給与は減り
ボーナスなど問題外だ



コメント


認証コード(2412)

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional

備前焼