陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2020-03-13

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MMTの問題点

貨幣は信用を背景にした道具でしかない

信用さえ担保できるなら
備前焼で作った貨幣でも道具として使用可能だ
もちろん、貨幣の形をしていなくても
お茶碗とかを通貨にしても良いだろう
理屈としては可能なことだし
裏に「玄」というサインんが有ることで通貨とすると決めれば
物々交換ではないけれど備前焼を中心にして商品やサービスと交換すれば良いことだ

ただ、サインは簡単に偽造できるし製造原価も紙製のお札より高い
そして、重たくなるので道具としてお札やコインの代わりは無理だ
それよりも電子マネーの方が重さは無いし使い易いだろう

しかし、電子マネーは、電力供給が止まったりすると使えなくなるし
ハッカーによって簡単に盗まれる危険もある
そしてプライバシーなど有ったものでは無い


道具である以上色んな工夫が出来るだろうが
その道具にあまりにも振り回されているのが私たちなのでしょう

何であれ、道具としてのお金の信用を亡くせば流通に支障をきたす
MMT論者は、インフレ率を歯止めとして道具をイッパイばらまいて
デフレを解消するべきだという
消費税という消費に対する罰則を加えるのでは無く
景気を良くするために財政出動するべきだという

ここまでは良いが
ただ、その資金の使い道の問題がある

お金が信用を失う事になる要因は、2つ有るだろう
お金を供給しすぎる事、量の問題と
そのお金を何に使おうかという、質の問題だ

政府がお金を産み出し管理し、国民の信用を得、世界の信用を得て
その価値を維持してくれ、そのお金で公共事業やインフラ整備など
様々な仕事をしてくれることで
その道具としての血液が国民に循環して
国民を豊かにし、国民生活を支えてくれている

量の問題は、為替相場やインフレデフレを見ておれば調整できるだろうが
ただ、一番問題なのが政府がそのお金を何に使うかという事だ
国民が回ってきたお金を何に使うかということだ

カジノやパチンコなどの賭博、
ネズミ講などの詐欺行為で政府に依存させ上前をはねるような、
個人でやれば犯罪になるようなことを蔓延させるようならいずれ信用は崩れて行く

お金の信用が崩れるだけならまだ良いだろう
人々の心を堕落させ、なんでも政府に頼らせ
自助努力の精神を腐らせ依存心ばかりを育て
国民の民度を下げて行く方向に使われるなら
そちらの方が大問題なのだ

MMT論者の欠点は、この信用の重さを理解していないようだ
山本太郎氏のように国民の民度を下げるような所に使われることを阻止できないだろう
国民に優しそうに見えて甘やかして行くならばそのツケは必ず来る

全人類の親である地球神から観て
見過ごすことが出来ないような所に使われるならば
その信用は消えて行くしかない
その道具の信用を担保してくれる最大の存在は神仏だからだ

神から観て善悪の悪なる方向に資金が使われるようならば
必然的に信用は崩壊し、その価値は消えて行く方向に流れるだろう

少々のインフレは良いだろうし
一時の財政赤字も問題では無い
神仏から見て善なる方向に資金が使われるなら
当然ながら善の循環が景気を押し上げて財政赤字など消えて行くしかない

しかし、財政赤字は増えており、疫病でさらに増える
そして、さらなる天変地異などで、また、さらに増えて行く
その理由は、政府レベルで善悪の判断が出来ないからだ
その証明は、国家レベルで行われている犯罪があまりにも多いことだ

神意、天意を忖度できなければ、経済的破綻だけでなく疫病や天変地異などの反動が必ず来る
そして戦争という人災も起こってくるだろう

マイナススパイラルを起こしているからだ
プラススパイラルを起こすためにフラクタルの森に入ってほしい

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