陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2020-02-17

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社会主義化する日本

資本主義と社会主義という考え方が世界ではせめぎ合っている

アメリカの大統領選挙での民主党の予備選も同じだ
左派と中道に分類されるようだが
左派には、サンダース議員のように社会主義者を標榜している人も居る
そして、支持する若者も多い

左派とは、社会主義とは、弱者に優しい政策が中心となり易い
格差の是正を求め
所得の再分配を求めるために
国家としては、税収がふんだんに必要になり
大きな政府を求めることになる


それに対して、資本主義とは自由を求める

この違いは、フラクタル的に言えば調和(陰)を求めるか
進歩(陽)を求めるかの違いだ

横軸と縦軸でもあり
両方が大切なのだが、どうしても蛇行する傾向が有り
ソウウツ状態と同じなのだ

ソウ状態とウツ状態をくり返しながら人生も社会も成長するのだが
極端に行きすぎるとソウウツ病状態になる

病的になる原因は、自己中になることで起きる
客観性が無くなることで起きる
どういう事かというと、神からの視点を忘れてしまった時に起きる

それを象徴してグローバル企業の存在がある
安い労働力の外国で生産して競争力に打ち勝ち
大きな市場での販売も意識して
その企業の最大利益を考えるのだが

その時、国内の労働者のことは忘れてしまいがちなのだ
国内に利益を循環させることを忘れ
国に税金を納めて国家を維持する事も忘れ
企業の利益中心に考えてしまう

自と他の関係で言えば
仕方が無いとも言えるのだが、神からの視点を忘れてしまった場合
その企業中心、利益中心だけで行動してしまう
その為に、国内に貧困層を産み出して
大きく蛇行させる事になる

そして、中国のような独裁国家では
その企業の考えを利用して技術を盗み国力を発展させる
軍事力を強め経済力とアメとムチで影響力を強めようとする

ある意味、このような悪い国家が有ることで
そううつ病が放置されることなく炙り出され
正しい企業像、正しい国家像が模索されるのかも知れない

結局、与える愛の無い企業経営は、自国のクビをしめることになり
自らの存在意義を危うくすることになる

その蛇行現象の中で
アメリカでも日本でも
MMT理論を元に財政出動を言う勢力が有り
日本でも三橋貴明氏の意見の中にその調整を求める部分が有る

財政出動で消費税増税を阻止しインフラ整備や国土強靭化を提唱し
未来産業の育成をするという意見は良いとしても

財政出動で公務員を増やしてでも、公共サービスを充実させ
所得を分配し消費を増やすことを言っているが
その中に問題が含まれている

経済力を上げるためには
移民政策でなく生産性の向上が必要なのだろうが
国民の所得を考えるにしてもそれだけで良いことはない

安い労働力が国内に流入することで賃金レベルは下がっていくだろうが
その根本原因は世界のグローバル化にあるのであって
グローバル企業の経営者と国家運営の指導者の世界観が問題には有る

国家運営の人達の緊縮財政、財政均衡の考え方にも間違いが有るが
三橋氏の考え方にも同じ間違いが有る

彼らの問題点は信仰心が無いことだ
神からの視点が無いと思われる所だ
神からの視点が無いから
国民の体(経済)と心(魂)が成長するような政策を出すことが出来ずに
居る
国民の体(経済)と心(魂)の進歩の部分と調和の部分
要するに4つの要素が、どうしても抜け落ちてしまいがちなのだ
特に、心(魂)の進歩と調和に関する部分だ

国民の体(経済)と心(魂)を考えることは
資本主義と社会主義を額の中心部分で考えることでもある
右脳と左脳を使い考え
神からの視点で検証する必要が有る

フラクタルの森で考えるべきだ
ピラミッドの頂点部分から考えるべきだ

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