陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2020-02-03

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大きな政府と小さな政府 どちらが良いですか?

このどちらが良い政府なのか
最近の三橋貴明氏の話を聞くと
大きな政府を推奨するような言葉が時々ある

政府がお金を使うべきだと言うのだ

確かに、今という時に緊縮財政で財政赤字を減らそうとするのは大問題だ
借金が増えすぎる事を気にして出し惜しみしていては
坂道を転げ落ちるばかりである

車でも坂道を下る時にはエンジンブレーキも必要で
フットブレーキばかりに頼っていては危険でもある
そもそも論ではあるが、経済を下り坂にしてしまった原因が有るのだ

その原因は、大きな政府にあることを知っておく必要がある


政府組織を大きくして権力を与え、お金をつぎ込み
国民の為に奉仕して欲しいと思ってのことだろうが
その為には、大きな官僚組織と資金が必要である

三橋氏などMMTのことを言っている人達は
インフレ率だけ見ておれば財政出動はいくらでも出来ると思っているようだが
頭の良い人達なのに思考停止状態のようだ

確かに財政赤字の数字の見方も色々あるし
借金に見合った経済成長さえ出来れば赤字も問題では無くなる
ただ、問題なのは、国民の心がどちらに向かうのかの方が恐ろしいことなのにそこまで考えられていないようだ

ハンドルのところだ
ハンドルを間違えると財政赤字以上の恐怖が襲ってくる

政府の財政赤字が問題になるのは
借金しているお金が国民の本質的な成長に使われず
国民を甘やかし堕落させる方向に使われる場合だ

大きな政府で問題になるのは、官僚の仕事に頼ることになるのだが
その為に多くの税金を集める必要が出てくる
しなくても良い仕事まで要求が有ればするようになり
どんどん非効率を生む

左脳的(知性、理性)にどれだけ優秀な人を集めようと
それだけでは、逆に大問題となるのだ
右脳的な所(悟性、感性)も優れていないと何にもなりはしない

そして、国民が政府に頼ろうとする場面が有ることは認めるけれど
このマインドが大きくなりすぎると大問題なのだ
悪循環が起こり始める事になる

EU政府の問題とも関連するので次の動画を見て欲しい
このサイトで大きな政府と小さな政府の問題点を
イギリスのブレクジットで説明してくれているのでご参考に
https://www.youtube.com/watch?v=q_OM5hKLQag

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