陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2020-01-27

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深く考える(時間的垂直的思考)

画像の説明

何か物事を考える場合
結果から引っ張って考える場合の
上から順番に降ろして行く考え方と
下から順番に積み上げていく場合と有るでしょう

どちらにしても
世界が有り、思いが有り、結果が有るという
この3つの大きな流れを無視することは出来ないでしょう

その世界の見方ですが
この世界観にも陰陽二つが有ることを意識しておく必要が有ります
それは、現実に目の前に広がっている状況が一つと
その目に映っているその奥に状況
現象世界と心象世界です

現実に目の前にある状況の下で考えるのは当然の事ながら
その人の心の中に広がっている世界観
それらと重なり合って第3の世界観を産み出しています

両目で見ることで
第三の立体的な世界が見えてくるようなモノでしょうが
その立体的な世界観の中で考えることになります

その心象世界の世界観が宗教というものを否定的に捉えているようなら
どうしても見えているモノだけで考える事になります
唯物論であり無神論です
唯物論では、見えている所だけで考えがちです


しかも、科学的に見ようとすれば、論理性と客観性が必要になりますが
無神論で有るならば客観性の極致である神仏の視点から見ることは出来ません
そのような高次からの視野を想定することは出来ません

その反対の霊的世界や神を認めている世界観では、見えていない所をも注視します
この世界観の違いが「なぜ」という関心の差につながります

その「なぜ」に対する関心の違いが、唯物論や無神論者の傾向性となり
図の地面から上の見えている世界だけで循環することになります
「なぜ」を何度も何度も繰り返さないと
この「なぜ」が「どのようにして」とゴッチャになり
そこでストップしたままになってしまいます

この見えている世界だけで循環を繰り返していると結果が全てになりがちです
この思考形態の人達は、簡単に思考停止してしまうようです
これはAI的な考え方にもなりますが
これは、動物的思考の延長とも言えるでしょう
心の世界を無視して、ただ、積み重ねただけの事です

しかし、このハウツーの部分をだけどれだけ積み上げても
集積回路の進化でどれだけ宇宙大に広げた所で
心の世界に有る真理とも言える目に見えない広大な宇宙を無視してて
本当の世界を見ている事にはならないでしょう

現象世界しか見ていない世界では
結果として、弱肉強食の世界になります
心の世界(心象世界)の不思議を見なくなることで
本来の資本主義精神が失われ
悪しき資本主義が蔓延し、それを積み重ねる事で矛盾が重なり有って
過去、何度も文明が滅んできたのでしょう

今回もその限度が結果として現象世界に表れ
これから世界経済の破綻が起こるようです
これからの10年は、そこから学ぶことが出来るかどうかでしょう

要するに結果至上主義の産み出す闇が表面化するのです
この見える世界しか見ない傾向性がいろんな不都合の原因なのです
片目で見ている為に起きる現象です

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