陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2019-12-25

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少子化問題の解決

少子化が進んでいるという
この問題解決の為に何が必要なのか

問題の根本は何なのか
原因と結果、他者と自己、感情と理性
時間的要因と空間的要因と人間的要因が絡み合って結果として起きている現象だ

このフラクタルの森の陰陽を駆使して考えてみる


お金の問題における原因と結果と
若者世代と老人世代のギャップ
そして、人の感情としての子供に対する思い
子育てに対しての損か得かの選択にある

と言っても、単純に考えると
少子化のためにアクセルを踏み
多子化にブレーキをかけるているだけのことだ

そして、どちらに向けてハンドルを切ろうとしているかの違いであろう

子供の数を増やす方向にハンドルを切るという決意が必要であり
少子化にブレーキをかけ
多子化にアクセルをふむようなことをすれば良いだけだ

原因と結果の中で一番の要因は、お金の問題だ
社会としてお金の配分をどちらに多く使おうとしているか
日本全体、特に若者達の貧困化が進んでいると言うこと
その反面で老人達への年金は、税金を投入してでも維持されており
健康保険でも優遇されている
そのしわ寄せは、当然ながら若者世代に来る
と言うことは、老人を優遇し若者を冷遇している事になる
老後は比較的安心だが、GDPを産み出している若者世代は苦しむことになる
お金を掛ける比重が老齢世代に偏っている

その原因を見ると、どうやら選挙制度や憲法の中に有るようだ
政治家は、当選するために国民の意見に影響される
国民の考えを聞かなければ当選できないために選挙民にすり寄る
その選挙の投票比率によってお金の掛けられようが変わらざるを得ない
老人の投票率は高く、若年層は低い
そして選挙民の民度の問題が有り戦後教育の左翼化で個人の権利意識が高まり
聖なる義務を忘れた人達が自己中の判断で選挙に臨み
民主主義の長所に有る反面の短所が現象化している
多数決は、必ずしも正しいわけでは無い

その結果、子育てする場合としない場合の目先の損得で考えるなら
どうせ国家が老後の面倒を見てくれるのだからと
負担の大きい子育てはあきらめるようになる

これが、昔のように公的年金制度が無ければ
非正規、正規問題の労働問題の元に有る厚生年金の問題も消える
その労使双方で負担している資金を子育てに向けることも出来る
自分の老後の為にも子育てをして
しっかり教育もしてよい子に育つように神経を使う必要が出きて
好循環が起きてくる

そもそも日本の経済が成長できなく
日本のGDPが増えていないと言うことは
所得も増えていないこと
根本的に税収が増えていないこと
しかも、その税収の中で消費税の割合が増えていると言うことは
国民の消費支出にブレーキをかけながら税収を確保している事

消費が増えなければ投資も起こりにくく経済も成長できない
経済が成長できなくて世界的に見れば貧困化していることが背景に有る事だ

これが根本原因あり
ここを解決出来れば一緒に少子化問題も解決する。

大局的に比喩で観るならば
人体における血管とリンパ管の働きにも見える
血管は、働き盛りの若者世代
リンパ管は、労働世代から卒業した世代
社会保障や年金の支給の必要な世代

今日本はリベラル化、左傾化していて社会主義的な優しい傾向が有る
これは、リンパ管の働きにも似ている
本来は、こちらが中心になっては人体は成り立たないのだ

リンパ管の働きを調べれば分かるけれど
これが機能するためには筋肉の収縮がポンプのような作用することが必要なのだ

筋肉を動かす為には血管が重要なのは言うまでも無いことだ

今、政権与党の民主党自体が左傾化して保守勢力ではなく社会主義的な勢力となっている
日本貧困化の原因は、結局は、血管の働きを軽視して
リンパ管にばかり資金を提供してきたことだ

日教組の教育は偉大だったと言うことか
頭が良くて優しいけれど

一言で言うなら、愚かだ
愚かな理由は、私達が生きている世界を正しく見れていないこと
唯物論、無宗教という小さな世界観のなせる業でもある
神よりも国家よりも個人の権利を重視する
もちろん個人も大切だけれど、自己の損得ばかりで考える人は
動物のレベルへ落ちていくようなモノである

バカであるよりも愚かである方が
その罪は大きい

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