陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

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結果主義の落とし穴

経済を考える時一番問題になるのが結果至上主義となることだ

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上の図でも分かるように結果に至る過程は様々有る
簡単に言うならば
見て・思って・行動して・結果が出る

時々聞く言葉が有る
最近でも子ども達に投資のことを学んで貰う企画がありテレビのニュースで流れていた中に
一人の少年の「楽してお金を稼ぎたい」というコメントが有った
よくもこんなコメントを流すことが出来るなと思ったのだが
「むしゃくしゃしたら人を殺したくなる」なんてコメントは流すことは躊躇されるように
どんなコメントでも流せば良いと言ったモノではない


言葉には暗示能力が有る

番組制作者も「楽してお金を稼ぎたい」という気持ちは
当然あることだとして報道しているのだろう
他にも見過ごすことの出来ない言葉が一人歩きしている
「企業の目的は、利潤追求である」と言う結果主義の言葉だ
思いと結果の両方を見なければ間違った暗示を与えることになる
「企業の目的は社会貢献であり、その結果目標として利潤が有る」
そして、その利潤で更に社会貢献の渦を広げていくべきなのだ
そのプラススパイラルの渦の中で事業の拡大も成されていく

現実は、結果を出すことを優先して一番に見ているために
それまでの必要な過程を無視してしまうようだ

たとえば、目の前にお金が落ちていたとして
瞬間的にはシメタという思いが出てしまう
まさに何もしなくて楽して結果を手に入れる事が出来たことになる
このような場合は、行動して(どのようにして)結果を手に入れるかということしか考えていないからだろう
そこでは楽できたということだ

こんな場合でも論理的に考えることが出来るなら
そういうことをした後に来る結果を想像したり
そのような状況で困っている人がいるだろうと思える事でブレーキがかかる
しかし結果しか見ていなければ難しい
チョットでも頭で考えることが出来て
「なぜ」の部分、「思い」の部分、「動機」の部分
要するに「心」の部分を見る事が出来るなら踏みとどまることが出来る

これは単純で極端な例では有るが
色んな仕事の中であり得る誘惑だ
犯罪にはならず法律で罰されることも無いようなレベルではいっぱい有るだろう
そのグレーゾーンを簡単に踏み外してしまう事が世間にはいっぱいある
その思いの中に愛(与える愛)という種が無ければ
その思いの中に「結果」しか存在しない結果至上主義となるのだ

そのような結果しか無い思いとその現実の結果をつなぐモノは
どのような方法手段が有るかと考えるならば
「有る所」「取れる所」から盗ろうと言うような気持ちであろう
そこに楽して稼ぎたいと言う気持ちが有るならば簡単にそのようになる

ただ、神仏から見れば悲しまれるようなケースは有るはずだ
なぜ神仏が悲しまれるかというと、その循環では結果は次第に細るだけでなく
その神仏の子らの魂が成長することなく堕落していくことだ
我が子たちが成長する事無く堕落して行くならば
親の責任としてその子らの行動にブレーキをかけるような事も有るでしょう
天罰というようなサインも降ろされるでしょう

このような気持ちは個人だけの問題ではなく
一般企業における誘惑でも無い
政府機関、財務省などは、更にヒドイ現状だ
法律で罰される事も無く合法的にやれるからだ

相続税や贈与税は、有る所から盗ろうとする
消費税は盗りやすい所から盗ろうとすること
盗ることの出来る場所が有ればどこからでも盗ろうと言う判断だ
神仏から見ればいい加減にしなさいといった所行が見える

世界中の経済構造を見れば
日本と大差は無いようで
財政基盤の安定化など結果を出すことの難しさの中で
簡単に楽して「有る所」「取れる所」から盗ろうとする傾向が有る
そして国民(自分)から支持を得る為にバラマキ
自己の存在意義をしめそうとする

まさに、義賊と思いこんでいる愚か者もたくさん居るだろうが
江戸時代に活躍したネズミ小僧や石川五右衛門などと同じだろう
明らかに犯罪者であり、地獄に堕ちる人達だろう
NHKの大河ドラマなどで義賊扱いをしていて、非常に問題が有り
その暗示を受けての可能性も有るが
金持ちに重税を掛けて所得の再分配と言いながら庶民にばらまく事は良いことだとする風潮が有る
富裕層は悪いことで蓄財をしているかのように見ているのだろうが
自分を見るように人を見る傾向性が人には有るように
人々の心がすさんできている証拠では無いだろうか

MMT理論を使っている人たちの中にも
この神仏の願いから離れた判断をする人達は多い

結果を出すことは難しいことのように見えるけれど
この宇宙が神の願いが有って存在していることを考えるなら
この結果を産み出すための思いの部分、心の部分を正しいモノで埋める必要が有るのだ

神仏がこの宇宙を創られたモノと同じ「与える愛」に添ったモノである必要が有る
その神の愛が自己展開し銀河を創り、恒星を創り、惑星を創り
様々な魂を創り、その魂が様々な生命を産み出してきたと同じように

人々の思いが、様々な価値ある物やサービスを産み出し
その存在が更に素晴らしいモノを産み出していくという
プラススパイラルの連鎖を産み出す必要が有る

次の図のピラミッドをより大きく
より素晴らしくしたいという思いが
おそらく、神の意識の中には有るのだろう
小さな星マークは、神の願いを表現しようとしているモノです
画像の説明

とにもかくにも
一番重要な課題は
幸福の科学で学ぶ
「与える愛」の問題だろう
愛を学ぶこと
これなくして様々な課題を解く鍵は見つからないだろう



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