陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2019-10-14

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世の中を蛇行させ不幸を造り出している結果主義

 
社会全体のことも陶芸と一緒で有り
陰と陽の二つの視点が必要なのです

「企業の目的は、利潤追求である」と言われることが有りますが、
これは、結果主義であり表面だけしか見てない最悪の邪見です。

陰陽両面で観るならば次のようになります。


「企業の目的は社会(顧客)貢献であり、結果目標として利潤追求がある」
目的と目標は、陰と陽の関係であり、両方を観る必要があるのです。

仕事で提供する商品やサービスが人のお役に立たなければ売上が上がる訳が有りません。
そして、それが人々のお役に立つようなものならば、
その場限りの自己満足で終わってよいわけがありません。
その幸福(お役立ち)を拡大再生産する為に利潤が必要です。

適正な利潤をいただき、より多くの人々に
地球の裏側まで全人類に貢献する為に収益を上げる義務が有ります。

話は大きくなってしまいましたが、
お役に立ちたいという思い(目的)が結果(目標)につながっていきます。

誰であれ、人として一番気になるのはどうしても結果であり
もちろん結果を出すことは大切ですが
ただ、結果至上主義に毒されると問題なのです。

結果主義に毒されるとどうなるかというと
順境の時はいいが、逆境の時や欲が強すぎるような時
利潤を上げるための方法に歯止めがかからなくなります。

法律に触れさえしなければ何でも有りの世界
ちょっと考え違いをするだけで、非合法な手段もとる
刑法で罰される事や 良心の呵責を無視すれば
結果を上げる一番手っ取り早い方法は
他者の積み上げたものを横からいただく事になります。
刑法犯の増加や企業犯罪の多くがこのような流れの中から起きています。
(財務省の取れるところから盗ろうとする増税の考え方も同じ事)

見えにくい部分を観る事、の大切さに気づいて欲しい。
両目で立体的に見る事 の大切さを知ってほしい

世界が立体的に見る目を失っているが為に
奈落の底に沈もうとしている」

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