陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2019-09-16

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日本は、すでにMMTを実践している

日本が今まで政府の借金を1.100兆円までまで膨らませても
それなのに、インフレにならず
国が借金するための国債金利が高騰しなくて資金調達がし易いのか
その不思議を理解していないために
これ以上の借金は不都合だとして緊縮財政に陥り
消費税増税分でその借金を返済したりしています

その借金返済の為も有って、更なる増税が必要としていますが
この考え方自体不思議なのです
その原因は、見えているモノしか見ていない現象の為のようです

これはすでにMMTを実践しているのですから
今更、MMTがどうのこうのというのはおかしな事です

問題なのは、さらなる借金をするにしても
国債による借金でなくても政府紙幣でも発行してお金を造ったとしても
その使い道が問題になるのです

今までMMTをやってきても
経済成長できなかったことに問題が有り
この状態を継続するといずれ反転する領域に入ることです
まず、個人が貧しくなり国家も貧しくなり
「信用」が無くなり始めるとMMT効果は無くなります

政府のハンドリングが、経済成長の方向に向かっていかない原因は簡単です
今のままに満足(執着)し、成長させたいと思っていないことです
言い換えると、国家レベルでうつ病状態です

玄明陰陽学で言うところの
右目でしか見えていない
左目で見ないせいで立体的に見えないのです


片目でしか見ない傾向は、頭の良し悪しの問題でなく愚かさの問題です

右目ばかりで見ていると、その数字の大きさに恐れをなして卑屈になります
なんとかしなければと焦りが生じます
ウツ病的状況になるのです

左目で見るとは、数字で見るのでなくイメージで見るのです
数値化しない感覚で見るのです
右目で見る角度に対して直角に見るのです

借金が問題になるのは、どういう時なのか
どのような状況の時なのか見るべきです

右目で見た時の借金の大きさを認識しておくべきですが
それを左目で見ると
その借金の額によっても「円」の信用が無くなっていないこと
更なる借金をしようと思っても国債の金利は上がらず
政府が更に借金しようとしてもまだまだ余裕が有ることです

左右両目で見る
現状では、借金が増えているけれど、まだまだ大丈夫となります
そして、未来を見れば、その心配の解消法も見えてきます

個人でも、家庭でも、国家でも
借金が増えることで心配は増えるけれど
その借金のおかげで経済規模を大きくすることが出来れば
そんな心配はしなくて良いことになります

借金を増やしながら成長出来なければ心配は続くけれど
体が大きくなれば、更なる大きな負荷にも耐えて成長できるし
更なる成長を期待して借金することも出来ます

要するに、今の日本の状態は
成長しよう、より素晴らしくなろう
その為に努力しようと言う意識を無くして
今だけ、個々だけ、お金だけ、自分に取って次ごうが良ければ良いという考えに支配され
全体が小さくなっているために起きている現象でしょう

そのために、全体がウツ病的になっています

デフレとは、鬱病です
インフレとは、躁病です

個人レベルでのそううつ病の原因を考え
国家レベルに移し替えて考えれば、その対策は見えてきます

両目を開けて見れば、解決していきます



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