FrontPage/2019-09-04
結局、お金とは、値打ち(陽)であり、信用(陰)なのだ
信用の中身をしっかり考える必要がある
もちろん、そのお金そのものの信用が有ることで価値も有るのだが
陰陽で考える必要がある
そのモノの価値の信用と
その価値を使う人、活かす人の信用
この二つが有る
要するに、道具とその使い方だ
これをフラクタル的にいうと
包丁というよく切れる道具が有り
これが料理に使われることと
殺人の道具として使われることでは、まったく違った意味を持つ
原子力も
発電などに使い人々の生活向上の為に使われるのと
原爆などの大量虐殺に使われるのとでは違う
お金もそうなのだ
使われ方によって、そのモノの価値も違ってくるという事だ
お金は創られ、使われ方によってその道具としての価値が変わってくる
その国家のお金が、無駄なモノ
国民を甘やかし、経済成長を妨げるようなモノに使われるなら大変だ
次第に、そのお金自体の信用も無くなり
その国民自体の信用も次第に無くなる
ダブルで信用を失っていくならば
おそらく、その加速度たるや恐ろしいものが有るだろう
一番恐ろしく、挽回することが難しいのは、国民の意識の低下である
その国民が楽して生活をしたい
政府に頼って任せておけば何とかしてくれる
MMTでインフレ率が一定を越えるまでお金を造って国民の為に使ってくれれば良いのだ
などと、片方の目ばかりで見ていると大変なことが待っていることになる
3,4%のインフレが起これば財政出動を控えて
政府がお金を使う量を減らせば良いなどど思っていて
そこまで行った時点で、どれだけ国民の意識を蝕んでいるかだ
政府が何とか面倒を見てくれるとか、怠け者の国民
依存心の強い国民をを創り出したとすると、これを変革することは難しくなる
悪い教育を国民にしたことになり
そのツケは大きなものになるだろう
価値ある道具の使い方を間違えてはいけないのだ
陰陽両面を観なければいけないのだ
上の図は、
時間軸での陰陽 原因と結果 結果ばかりを見ていては方向が狂ってくる
陰陽の見方は他に、
空間軸での陰陽は、他者と自己 他者を観ていないと全体は見えて来ない
人間軸での陰陽は、情と理 心の真実を無視して損得ばかりでは損をする
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