陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2019-08-31

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MMTの恐ろしさ

日本の円の信用が無くならず円高の方向に有るのは
世界の経済状況も背景にあるけれど

観単に言えば、
元々、日本はお金持ちであるということと
そのお金の値打ちもデフレなので下がっていないことだ

デフレとは、商品やサービス(仕事)の供給に対して
消費マインドという需要が少ないということ

消費マインドが少ないために投資マインドが押さえられている
要するにお金という血液の循環が悪くなっている
そのせいでGDPは増えずにいる


円高を停めようと思えば、
世界一のお金持ちという事実は急には変えようがないけれど
お金の値打ちは下げることが出来る

具体的には、インフレ方向に向かわせ円の値打ちを下げればよいことになる
政府も日銀も、インフレターゲットとして2%を目指しているが
それすら達成することは出来ていない

その原因は、政府のするべき仕事である
金融政策と財政政策がうまくやれていないからだ

金融政策にも財政政策にも良い子悪い子普通の子がある

次ぎの図で、状況の変化でその座標位置も変わってくることを理解しなくてはいけない

良いと思ってした仕事も背景を間違え、時局を間違えると悪い領域に入ってしまう

画像の説明

政府がするべき仕事に金融政策と財政政策があるが
比喩で言うならば
体に流れる血液の量をどのように調整するか
その血液を使ってどのような仕事をするのかという事と同じだ

血液の量をどの肉体機関にどれくらい回し
どのような仕事をどのくらいして貰うかで
その肉体(日本)を健康に保ちながら
世界に対してもどのような役割を果たしていくかという課題です

今政府のやっている緊縮財政が最悪の為に
MMTなる理論を使って逆の方の悪しき領域に入ろうとしている

必要なところにお金を使わない事で悪い緊縮財政になっている
良い緊縮財政は、二宮金次郎や上杉 鷹山や山田方谷が藩の財政改革したような
質素倹約である
この善悪の背景は、そのお金の使い方に有る

本当に必要なところ
日本人が良い仕事が出来て、豊かになり
消費も増えてより健康体の日本になっていくなら
積極的に資金を投入するべきだが

仕事を出来ないような軟弱な体にしていっては最悪なのだ
体内に自己中のガン細胞を作り
それを増殖させるような事をしてはいけない

アクセルを踏む時所とブレーキをかける時所を間違えると良いことでも悪いことになる

その善悪の判断が付かないのに
MMT理論で財政出動を促したら大変なことになる

その善悪の判断を
自己中な自分に任せてはいけない

それを、MMT推進論者は意識できていない



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