陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

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日本経済の問題解決法  

     
政治も経済も「お金」という数字に影響されるが
そのお金の価値は、「信用」という事を除いて考えることは出来ない
問題解決には、政治経済の中に信仰心を取り戻す必要がある
そして、神は、調和だけで無く、
進歩を切望されてこの宇宙を創造されたことを信じる必要が有る

具体的になにが問題でどう解決するべきなのか
玄明の独断と偏見で考えました

① 政府の借金が1.100兆円をこえて増えている事
しかし、日本は、自国通貨建ての借金であり破たんすることは無く
円も債権も信用を無くしていない現状では、
まだ、これ以上財政出動しても信用喪失までには余裕が有るのだろう
ただ、バラマキに使われるようならその限りではない

信用されている理由は、国民性に対する信用とか
世界一の対外資産保有国であること
世界第3位の経済大国であること
ただ、GDPが伸びず停滞している現状ではあっという間に諸外国に追い越される

修正案 

いくら借金が増えてもGDPが増えていくなら問題は無い
借金と言っても、日本のように、自国通貨建てでの借金は、
見方を変えれば政府が発行しているお金の量が増えているだけだ

まだ信用がある間に経済成長させGDPを増やすこと 

② GDPが増えていない事

数字としてのお金の実体(仮想通貨である預金通貨と実際の現金通貨)
を見る必要があり
実際にはお金は使われていなくて、
高齢者の年金や企業の内部留保として仮想通貨(預金通貨)に戻っていて
実質的な仕事をしていないために
増えているというお金の信用は失われていない

そのお金がどのような仕事をしているのかが、問題なのだ
経済成長、GDPが増える方向に使われるなら
その信用は失われることは無いだろうが
今のまま、停滞させているようだと
やがて蓄えは目減りして、信用は次第に消えていくだろう

GDPが増えていないことに対する問題をしっかり把握する必要がある

経済の法則に「GDP三面等価の原則」というのがあり、国民の総生産(商品やサービス)
総消費(代金)・総所得(給与)とは、原則、同じ値になるという事
そのGDPが政府が集めることのできる税収の元でもあり、
国力そのものであり、国を守る力でもある

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重要なのは、GDPは、国民の所得を顕わしてもいる事だ
アメリカやカナダでもこの20年くらいで
GDPを2~3倍に増やしているのに、日本は増やせていない
ということは、諸外国に比べて相対的に貧しくなっている事になる
それは、訪日外国人の増加で証明されていることだ
観光客が増えているからと言って、単純に喜んでいられないことなのだ
日本国民の旅行客が増えていない現状の本質と未来を見なければなりません

修正案

GDPを増やすために国民の消費マインドを上げる努力をすること
消費税は逆効果なので廃止すること
そのために、積極的な財政出動を行う事
政府が実際にお金を使い、素晴らしい未来ビジョンを掲げ、投資意欲をアップさせること

一瞬のカンフル剤としてマイナス消費税の導入も(要するにポイント制)
それにかかる財源は、おそらく少なくて済むだろう

エンジンをかけるためにチョークを作動させ、濃い燃料を入れるの同じことだからだ
消費マインドに回転がかかればすぐにチョークを止めて
適切な状態(消費税ゼロ)に戻さなければならない

③ 公的年金制度が破綻し税金で補填している事

今の賦課方式の年金制度は、ネズミ講と同じであり、
犯罪であるネズミ講は必ず破たんするように、すでに破たんしています
破綻している事、その原因(犯罪行為)を隠すためも有るのだろうが
税金を投入してつじつまを合わせようとして
増税分を社会保障に回すなどと聞こえの良いことを宣伝しているのです

元の積み立て方式から賦課方式に移行せざるを得なかった背景に
政府の犯罪的行為(使い込み)が有ったことは事実でしょう
少子化のせいではない
ネズミ講を政府が運営しているのだから、
いくら資金を集めてつぎ込んでも無理な状況になっている

強制的に若者を入れるしかなく、それでも足りないので消費税増税で景気にブレーキをかけ、
経済を停滞させ、さらに、若者世代の稼ぎから取り上げようとする

この現状がどのような未来を引き寄せるのか認識して
勇気をもって修正する必要がある

修正案 
 
借金が増えている一番の要素は、膨らむ社会保障費
民間でも運営可能な本来の積み立て方式に戻すこと
そのためには、政治家や官僚の使い込みも背景に有るので
「年金国債」などの発行で今までの給付を維持しつつ時期を計り移行させていく
例・・・年金を止めて、10年でGDP3倍になったジョージアという国家が有る

くどいようだが、経済を成長させる方向にお金が使われるようなら
そのお金の信用は消えてはいかない

しかし、社会保障費ばかりにつぎ込まれ
バラマキ感覚で国民に優しい使い方をして
国民の働く意欲を少なくする方向なら
そのような使い方をされるお金の信用は次第に無くなっていくだろう

④ 税金に対する考え方に問題が有る事

税金とは、納めるべきものであるという認識が有り
徴収する側には、徴収すべきものという概念が有る

これは、結果主義に近く
目に見えている所しか見ないせいで
徴収側に、取れるところから盗ろうとする意識が生まれている
(賭博のIR法などもそうだし、公営ギャンブルも同じ発想から出ている)

それは、玄明陰陽学で繰り返し訴えている
それを支えている見えない部分を見ようと努力しないせいだ
小さな自己の中で正しさを見ようとするために
結果を出すことばかりを考え、他者の視点や、仏神の視点が無く
自分たちの都合だけでやろうとしてしまう

冷静に考えると、政府の資金作りは、次の3つがある

1、税金で取り上げる方法・・・ブレーキ要素
2、国債発行などで借金する方法
3、政府がお金を造る方法

1は、関税やたばこ税でもわかるようにブレーキ装置です
もちろん、消費税も消費に対するブレーキです
こんな単純なことが理解できずに、消費税を増税する原因は
税金とは、取り立てるもの、負担してもらうものという認識だからです

税金は、本来のブレーキとしての使い方をするべきです(通行料など)

今、MMT理論なるものが流行っているのは、この2と3に関わってのことです
ただ、いま議論されている中にその使い方の議論が無く
悪魔の道具に使われようとしている事です
悪魔に使われるようになると、その信用は、あっという間に消えていきます
個人的な欲が欲を呼び込み地獄的な世界を創り出し、最後には奪い合いです
奪い合いの先に有るのは戦争です
まさに、「地獄への道は善意で舗装されている」

2と3は「信用」が重要なカギとなるので
神仏の願いにかなった使われ方なら問題は無いのです
信用が信用を呼び込みプラススパイラルを起こしていきます

とくに国民の信用に支えられた国債とか公債での資金調達で
国防やインフラ整備、国土強靭化などが行われた上に
経済成長していくなら税金という形で集める必要は無くなります
税金は、本来のブレーキ役だけに使われるでしょう

要するに、神の願われるような使い方をされ
理想的な経済成長が出来れば
松下幸之助さんが言っていたように無税国家も夢ではありません

子や孫が、やろうとしている仕事が
全人類の親である神を、感動させるほどのモノなら
それほど素晴らしいものであるなら、
全知全能の神が協力しないという事はあり得ないのです

もちろん、人々を甘やかすようなことはされないでしょうが
目に見えないところで助力しないという事は、不可能です




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