陶玄郷

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FrontPage/2019-07-30

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三橋貴明氏の以下の文章について

政府にとって財政赤字や政府債務の拡大は、
「民間黒字拡大」「政府貨幣発行残高の増加」に過ぎない。
統合政府で見ると、政府の国債発行残高が、
そのまま「貨幣発行残残高」であることが理解できます。

家計にとって、債務は「死ぬまでに返済を強いられるもの」。
企業にとって、債務は「投資し、利益を稼ぐための機能」。
政府にとって、債務は「政府貨幣発行残高」。

経済主体によって、ここまで性質が違う
「債務・負債・借金・借入」について、同じ土俵で考えてしまう。
根本から間違えていることが、子供でも理解できると思います。

これは、政府の財政出動の大切さを訴えるモノですが
この債務という問題は、通貨発行権とも絡む問題です

中央銀行など無くて
政府が直接通貨を発行すると政府には借金というモノは無くなり
「政府貨幣発行残高」だけになります
その通貨の信用が担保されるかどうかになります

氏の言われるように
赤字とか借金とか言う言葉に脅されて
財政の黒字化ばかりに気を取られるべきでは無いけれど
「信用」というモノが背景に有る以上
見えにくいけれど、そこには、やはり債務と債権の関係は有ります

通貨の価値が信用に担保されて存在する以上
その信用の中身を考える必要が有る
その為には、債権と債務の陰陽の両面で観る必要が有る


この主体を替えて見るということは
何日か前に私も書きました
自分と言うモノをどこに置いて考えるかという事

個人と国家と神仏(自と他と全体)の視点
画像の説明
このような3点測量と
もう一つ、陰と陽の両面で観る事です

画像の説明

この三橋氏の文章では、債務の事ですが
同時に債権についても考える必要が有ります

債務(陽)には債権(陰)がついてきます

 債務(義務)  陽・左脳的要素  プラスかマイナスか・損得
ーーーーーーー
 債権(権利)  陰・右脳的要素  心の満足度・好嫌

この家計、企業、政府、それぞれに債務は有りますが
それぞれに伴う債権とは何でしょう

多くの人は、表面しか見ないせいで勘違いをしやすいようです

債務と債権をシンプルに義務と権利に置き換えて考えると
その権利とは魂の持つ権利であり、「成長する権利」です
成長と言っても成果の事では有りません

魂の向上、マインドの向上、素晴らしくなる権利です

そして、義務とは、
権利として成長した結果を成果として示すこと
結果として、見える形として出すこと、経済規模の成長
業績を上げること、GDPを増やすことです

人が判断に使う要素は、右脳的な好き嫌いと、左脳的な損得です
画像の説明

成長する権利が、何故有るのかというと
ここに存在し生きていく義務が有るからです
それは、一体何故かと考えると、
それは、神仏の願いが、そこには有るからです

この文章は、ケルトン教授のMMTに関してですが
大きな政府と小さな政府の議論にも関わります
三橋氏や中野氏の結論に見えるのが
神仏の視点が無いことです

宗教家でも無いでしょうからそれを期待することに無理は有るでしょうが
神仏の視点無く、政治経済をもてあそぶことには警鐘を鳴らす必要が有る

その神仏の視点無くMMT理論を説明したことで
れいわ新撰組の山本太郎を応援してしまったところが有るようです

ハンドルを悪魔にゆだねてはなりません
悪魔は、優しい言葉を使います
話しも上手です
人の心を掴むのもうまく分かりやすく心を占領してしまいます

オドシやスカシを使います
アメ(褒美)とムチ(罰)では有りますが、
善導し反省して貰う必要はあります

そのためには、信仰心が不可欠です
悪魔を信仰してはダメです
全人類を我が子として観ているような「地球神」です
まさに、ハルマゲドンのさ中に居て色んな妨害が有りますが
その悪魔のそそのかしから逃れるために

考えている自分という主体を3カ所ぐらいに於いて考えることです

①今ここに居る自分だけの都合(好き嫌いと損得)
②国家を主体として未来にまで責任を負っている自分
③地球神を主体として考えている自分

この①だけで考えている人は簡単に落ちます
②でも大きな自己中となるだけでしょう

経済のプロでもあり宗教家でも有る
幸福実現党の及川幸久氏の言葉に三橋貴明氏達もふれる必要が有るでしょう
そうでなければ、頭は良いのでしょうが、愚かな存在として
歴史になを刻むかも知れません

https://www.youtube.com/channel/UC2ZOs7TIgeV6WNg_2wLZPFg



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