陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2019-07-28

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年金の収支

ネットで調べて図にしてみた
画像の説明

これで観ても、赤字である
赤字だから税金で補っているのだろうが
それでも、足らない

この図の数字が間違いが無いのなら
税金で賄わなければ継続不可能であるなら
年金制度は完全に破たんしているのです
民間の年金保険なら完全に破たんしています

国費を毎年いくらつぎ込んできたのか知らないけれど
ネズミ講という犯罪を国民総出でやってきた結果でしょう

その犯罪に強制的に若者たちを入れて搾り取ろうとしているのです


ここで、
昔、リチャード・クー氏の本に合成の誤謬というのが有ったことを思い出した
みんなが返済やに貯蓄走り、消費や投資が成されなかったという事で
景気後退が続いたということ
これを解消する方法は、分かり易く説明する為に極端な方法が語られていた

穴を掘って、また埋め戻すという仕事であっても
政府がお金を使わなければならないとしていた

どうも、この穴を掘って埋め戻すというような愚かな仕事でなく
年金に支出してきたことが
何らかの意味を持っていたのではないかと思ったのだ

政府の借金が膨大に増えても
国債の金利も上がらず
円の価値が下がらない理由なのかもしれない

インフラ整備や経済力をアップするところに使われなかったけれど
日本の中でお金が滞っている所が年寄と企業の内部留保になっているので
それが、信用を担保してくれているのかもしれない
そのために円の信用も崩れず保っているのかもしれない

しかし、このままの状態が続けば年金は完全に破たんして
年金は、完全に税金で賄うという事になる
もちろん、そのような考え方も有るだろうが
このような年金制度は1961年以前には無かったし
民間の年金保険が有るように税金で補うべきでもない
民間でやれるような積み立て方式が
なぜ賦課方式とされたのか、その経緯を知らないけれど
考えられるのは、その基金を使い込んだか
選挙の票目当てのバラマキで大盤振る舞いしすぎたのでしょう

犯罪であるネズミ講を政府が維持しているのだから
穴を掘ってただ埋め戻すような仕事を政府がやっているようなものです
その仕事が、これからも続くかどうかだ

税収が増えなければ、この愚かな仕事すらできなくなる
この年金制度を今のままで続けるなら
その為に、消費税増税で対応させようとすれば
2040年の支給のピーク時には税率を70%にする必要が有るともいう

どちらにせよ、税金でこの年金制度を維持するしかないのだが
増税しなければならないという事は、若者世代から取り上げることを意味します
本当にそれでいいのだろうか

明らかに矛盾が露呈する
そこに来て、一体どのような状況になるのだろう

日本の価値を担保してくれている要素は様々有るだろう
日本人の勤勉さや民度の高さも有った
しかし、ここに来てその民度にも陰りが出ている

民度が下がっている
それは、何かというと自己中の人が増えている事です
選挙の中身を観れば分かることです
日本を信用してその価値を認めてくれている人たちの心が変われば
あっという間に逆の方向に行くかもしれません

神様から見てまともな仕事を政府にやってもらわなければ
日本の信用収縮は起こってしまいます

信用がなくなれば、その価値はなくなり
それは、様々な数字として様々な所に表れてくるでしょう
その前に立て直す必要が有ります

幸福実現党の及川幸久さんが選挙演説で言っているように
年金国債を使って破たん処理をして再出発しなければならない
この道しかないと思われる

こんなことを言っていては、票集めに支障があるけれど
一番被害を受ける若者たちや
低所得者層にとっては、損得で考えてもここでハンドルを切り替える必要が有るのに
れいわ新選組に熱狂的になる人々を観て悲しくなってしまいます

国民が自己中から離れ国家の存続する道を受け入れることが出来るかどうか
神仏の願いを聞こうとするかどうかに
日本の未来はかかってると思う



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