陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

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大きな政府 と 小さな政府

今年、3回目の窯が出ました
梅雨も明けそうなので、たまには自然の中にお越し下さい
ほとんど居ますが、たまに外出することが有りますので
ご連絡いただければありがたいです


大きな政府 と 小さな政府 という考えが有ります

今まで経済の事を学ばせていただいたのですが
三橋貴明さんや中野剛志さんの考え方は、大きな政府のようです
最近、細かなところで両氏の意見の中に理解できないところ
というか、それは違うと思うことが眼につき始めたのです

どうやら、この大きな政府か小さな政府かの違いが元にあるようです


私は、「小さな政府」です
もちろん、幸福実現党も「小さな政府」です

では、何のサイズで小さいか大きいかを議論しているのでしょうか

1 政府組織、公務員の数      構成人員
2 政府が税金で集めるお金の多寡  入金金額
3 政府が使う資金の多寡      出金金額

れいわ新撰組の政策に公務員を増やすということが書いてあり
三橋氏や中野氏も似たようなことを言っていました

それがなぜなのか理解できないのですが
どうやら、緊縮財政でなく積極財政の必要性を訴える中での事のようです
MMT理論では、強度のインフレにならない限り
自国通貨建ての借金で破綻することは有りませんので
プライマリバランスを気にして積極財政、要するに、
政府がお金を使う量をケチっていては、このデフレ状況の中ではダメだと言うこと
需要と供給のバランスが悪くてデフレになっているのなら
積極的に需要を増やすべきだとする意見のようです
その為に政府がお金をいっぱい使うべきだということのようです

民間がお金を使わないのであるならば、公務員を増やしてでも
積極的にお金を使い行政サービスを徹底することで国民生活も潤し
同時に、増やした公務員の消費で景気を上向かせると言うことのようです

どうやら、このインフレデフレが需要と供給のバランスで決まるように
彼らは思っているようなのです
いや、これは、世間の常識なのでしょうが
私には、なぜか違和感が有ります

これは、唯物論的な発想ではないでしょうか
私の唯心論的な考え方では、インフレデフレを決めるのは消費マインドです

これも陰と陽の考え方なのですが
表面的に見えているのは、需要と供給のバランスにおける数字でしょう
見えていない部分に、マインドが有ります

消費マインドが熱を帯びることでインフレ傾向になり
消費マインドが冷えることでデフレ傾向になる
その結果、物やサービスの値段の上がり下がりが有る

消費マインドに応じて投資マインドも刺激され
供給される商品やサービスも、その量や質のアップが刺激される

どうやら、彼らは、お金の量の事で言っているように
物としてお金のプールが有るのでは無いと言っているのと同じく
供給のプールが有るように思っているようです
お金と同じように供給の為のプールは無くて
信用創造と言っても良いのでしょうが
供給は無限でも有るのです
物によっては供給力に限界は有りますが
人は、神と同じ力を持っていて、工夫が出来るのです
創造が出来るのです

需要と供給のバランスで観るということは
眼に見える表面でしか観ていないことになります
神を信じていない
人々を信じていないので
公務員を増やし、国民の為に行政サービスを増やすことで供給を増やし
デフレから脱出させようと思っているのではないだろうか

民間でお金を使う機会が無くてデフレになっているのなら
財政出動で政府がお金を使わなければならないと思っているのでしょう

とすれば、この唯物論的な発想こそが問題なのです

政府にそのようなサービスを提供させるとしても
大きな政府には、そのサービスが本当に国民の為になっているかという検証も出来ず
反省も出来ないでしょう

民間で有れば、そのサービスの質は当然ながら問われることになり
その業績に現れても来るでしょう
費用対効果として、良いサービスなら対価を伴い支持されます
公費でやっているなら、供給する方にも受給する方にも
そのチェックは働かなくて惰性のまま流れていくでしょう

その現象が、今の年金制度にも現れ破綻しているのです
いまだ破綻していることを認めず放置している事を観ても
どうやら、唯物論、無神論に彼らもむしばまれているようです

私の考える小さな政府は、1と2を小さくするという事であり
3は、大きくするべきだという意見です
その資金は、税金に頼らずに国民からの借金です
投資ファンドを作るようなものでしょうか
もちろん、その使い道が問題であり、使うべきでない時にはここも小さくします
国民からの借金やファンドで有るなら
神の子としての人々のチェックが入るので自浄作用も働く可能性が有ります

その使い道は、国民を単に甘やかす方向では無く
自助努力のマインドの醸成と未来産業への布石です
国民の心が神仏の心と同じ方向に向かうような
積極的な方向です

神の求めておられるような繁栄発展をこの地上にもたらすような使い方です
神は、無限の優しさでもあり
神は、無限の厳しさでもあるでしょう



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