FrontPage/2019-06-28
過去最高の税収を記録
６０兆円を越えバブル期を越えたそうだ
その原因は株主配当の所得税が増えての事だという
来期は、もっと増えて６４兆円を越えるそうだ
株式投資をしている人達はどのような人達であるのか
株式を上場しているのは、どのような会社であるのか
企業業績は良く
企業の内部留保の額も増えている
それに比べてＧＤＰは横ばいで景気は良くなっていない
国内の資金は、一般庶民から大企業に集まっていることになる
ＧＤＰは、国内総生産であり、国内総消費であり、国内総所得でもある
簡単に言うなら、国民の給与の総額でも有るのだ
諸外国はＧＤＰも増え、所得も増えている
日本の貧困下で相対的に裕福になり
訪日外国人も魅力有る日本に気楽にやってこれるようになった
株で儲けている人、自由貿易で儲けている企業
その従業員達は別なのだろうが
実質、国民の所得はここ何年も増えるどころか減っているという
どういう統計の仕方をしているのか知らないけれど
国民のほとんどは中小零細企業だということは
格差が極端に拡大しているということだ
それなのに、逆進性の強い消費税増税である
グローバル企業、大企業、マスコミ中心の社会
消費税を増やし法人税を減らし株価を引き上げ
株主、資本家の利益を優先にする結果至上主義社会になっているせいなのだろう
株価を気にし、為替相場を気にして
輸出企業、大企業の成果ばかりを気にして
メディアもニュースでその数字を一番に報道し
政府の姿勢も経団連の大企業の利益ばかりに一喜一憂しているようだ
それなのに、一番重要なＧＤＰという結果には無頓着を決め込んでいる
眼に見えやすい株価中心主義、
その結果でのバブル期を越える税収である
大企業の業績にぶら下がるマスコミが一番罪が重いようだ
一般庶民の所得を減らしつつ
一般庶民から税金をむしり取ろうとしている
このニュースで、伊藤元重という経済学者は平気な感じでしゃべっている
裕福な勝ち組の人なのだろう
非常な寒気を憶えた
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