陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2019-06-22

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財政赤字の問題点

日本の財政赤字が問題になっていて
財政赤字を減らす必要があると言われていますが
なぜ、この財政赤字の借金が問題になっているかという本質を知る必要が有る

借金は、信用が有り続けるなら更に借金を続ける事は可能なのに
なぜ問題になっているか

1000兆円以上の財政赤字の反対側に、その借金で創り上げられた資産が有ります
その創り上げられたモノが信用に足るモノで有るなら問題にならないはずです
インフラとか色んな施設とか眼に見える資産として残っているモノだけを見ても
日本の借金は、それらを差し引けばそれほど巨額なモノではないようです
資産と負債のバランスは見なければなりませんが
確かに財政赤字が膨らんで行く方向には問題が有ります

本当は、ハンドルに問題があるようです


今までの赤字、負債が作って来た日本の資産の中には
神から見て信用のおけないモノが有ります
眼には見えませんが国民を堕落させるようなモノも有るのです

選挙目当てのバラマキに使われているお金が多すぎるのです
そのために、経済を成長させる方向には働きません
その結果が20数年もGDPが増えないまま財政赤字が増え続けているのです
社会保障の充実と聞けば反対も出来ませんが
その借金の使われている方向が経済を成長させ借金をカバーするようになっていません
国民にばらまかれたり、政府内部の利得の為にばかり使われて来たようです
国民の自助努力の精神を奪いかねない所が有るのです

老後も政府に面倒見て貰うのであれば
子供を産み育てていくよりも楽で簡単です
子供には、たくさんの愛情と資金が必要であり
民間での投資が必然的に不可欠となり
それが経済を成長させることにもなります
国民の民度の向上にも必要なのですが
ゆりかごから墓場までと言うように何でも政府に面倒を見て貰うようなら
親子の絆も希薄になりかねません

次第に大きな政府となり
それに伴って大きな資金も必要になります
ネズミ講のような公的年金制度を維持しようとすれば更にお金を取り上げるか借りるか作り出さなければなりません

犯罪でもあるネズミ講を政府が運用していて
そのような国家の信用がいつまで保つのか分かりません
大きな政府は、経済を大きくしない方向に働きます
その結果、次第に国家全体では貧乏になり国は潰れていく方向に向かいます
まさに、現状はその中を進んでいるから問題なのです

数字に出てくる部分で言うならば
結果としてのGDPが増えていかないのです

GDPがアメリカでも2.5倍に増えているのに
その間、日本は増やすことが出来ていません

結果が出ていないのです
そのことが証明しています

政府の借金が1100兆円にもなり
それで経済を成長させることが出来ていないということは
経済(GDP)を成長させないような所に使われて来たということです

GDPが増えると言うことは、国民が豊かになっていると言うことです
政府の借金が膨れあがっても
それを被い尽くすほど国民が豊かになれば問題になりません

政府の借金が増えたとしても
その借金を支えているのは日本国民です
その借金を返えそうと思えば、豊かになった国民の所得でもって可能です

要するに、経済がプラススパイラルを起こしているのなら
少しずつでも成長しているのなら問題は無いのです

ただ、中国のように
入居者もいないような住宅まで作り目先のGDPを上げていては問題です
必ず、そのツケは、信用崩壊という形で破滅します
その時期が近づいています。

しかし、日本には、まだまだ不足しているインフラがたくさんあるし
補強していかなければならない施設もいっぱいあります
国民がお金を使いにくい状況が生まれているなら(もちろん、政府の悪政によって)
政府が借金を増やしてでもお金を使う必要が有る
禁じ手でもある、作り出すという方法も無いではありません

まだ借金する余力も十分に有るのに
財政均衡、プライマリーバランスという表面的な所ばかり見て
国民から税金という形で吸い上げようとしています
取り上げようとしているのです
そのことで、更に、国民はお金を使いにくい方向に誘導されています
その結果、経済は低迷しデフレのままです
マイナススパイラルを起こすような方向にハンドルが切られているのです

アクセルとブレーキだけでなく
ハンドル操作を間違えているのです

中国は表面的な数字を整えようとして間違えていますが
日本も破綻した社会主義国家のような間違いを犯しています

中国のようにハンドルを間違えないようにしなければなりませんが
そのハンドルを間違えている政党が今立ち上がろうとしています
れいわ新撰組・オリーブの党など
国民を甘やかせ経済の成長に働かないような方向に向けようとしています
これらも現政権と同じように
選挙目当ての結果主義の中にいます

神仏の信頼を勝ち取ることが出来るような政策を打ち出す必要が有るのに
国民の甘心を得るような政策では、日本は、神仏の助力を受けるどころか
神仏の信頼を失うことになります

神仏からの信用、信頼が崩れるようならばそのご加護の力も無くなるでしょう
天変地異や災害、あらゆる現象が起こるに任せるような状況にもなるでしょう
神々が助力を与える気力も萎えてしまうでしょう

神の見えざる手という言葉も有りますが
経済の法則の中に実際に働いているようです
財政赤字が増えていったとしても同時に経済を成長させることが出来れば赤字は次第に相対的に減っていくことになり
プラススパイラルの流れに入っていくでしょう

マイナススパイラルから脱出するためには
消費税増税などもってのほかです



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