陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2019-05-22

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正しさの変化

正しさは、人時所によって変化していくモノと
変化しないモノとが有るようです

たとえば、
文化、風習の違いや、時代や環境の違いもあります
政治や経済の舵取りでも
インフレで経済が過熱しているときと
デフレで経済が冷え込み萎縮している時と対応に違いが出て当然であり
同じ政策でも善悪の正しさに違いが出てきます

一方では善であっても一方では悪になってしまいます


その良い例が「消費税」です

この増税に関しては、様々な理由を挙げられますが
それは、赤字解消のために税収を増やすと言うことでしょう

その言い訳に、日本の消費税は世界に比べて低いと言うことを上げる人もいますが
一番の動機になっているのが「恐怖心」です
これが、あらゆる場面で働くようです
この赤字を積み重ねていくと財政破綻して大変なことになる
将来子ども達に大きな負担をさせてしまうとか
心配しているのです

この恐怖心と言ってもよい心理は、身の安全を図ったりする時に
この3次元の現象世界に置いては大切なことなのですが
往々にして過ぎる場合があるようです

この安全確保の為の心理は
子供たちを心配する親の気持ちに代表されるようにまっとうなモノなのですが
強すぎた場合には、前に進めなくなってしまいます
良かれと思っての事が悪く働いてしまうことがあります

地球温暖化問題でも原子力の問題でも基地の問題でも
どうしても強く出てしまう場合があります
強すぎた場合に、逆に働くことがあるのです
経済にも安全保障の為にも良かれと思って成されたことが逆に働いてしまいます

正義と思われたことが悪になる場合が有るのです

優秀な人達、頭が良いと思われている人達の欠点は、
このような「恐怖心」を前提にしがちなところです
公務員でも失敗しない方向で働きがちです

失敗を恐れずチャレンジして未来を開いていこうとする人はどうしても少なく
思い切った手を打つことで打開できるのに
無理だとあきらめて現状維持を続けジリ貧になっていくのです
ダメだと思った通りにダメになっていくのです

この恐怖心に対抗するのは「勇気」でしょう

この消費税増税の問題に対抗するのは、大幅な減税です
アメリカのトランプに学ぶ必要が有ります

軍事費を増やしていることも加えて
アメリカの財政赤字は膨らんでいるようですが
しかし、今、アメリカの経済は世界一堅調です

中国に対する貿易戦争があり、経済の縮小が懸念されていますが
中国の覇権主義の及ぼす地球全体に及ぼすであろう悪い未来予測からすれば
これに関する恐怖に比べれば一時世界経済に及ぼすマイナスなどしれています

財政赤字がどれほど膨らんでも
素晴らしい未来を引き寄せることが出来るなら
その赤字は、赤字でなく、大いなる投資として黒字に変化する事も有ります
もちろん、投資が投機や浪費に堕落する場面も有ります

その黒字か赤字か、善か悪かを決める物差しの判断は難しいでしょうが
それは、神に有ります
創造主に有ります



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