FrontPage/2019-04-11
認識の段階差を見て自分の意見を考える
この図での
現実・事実・真実という分類は
知性、認識の段階差を私なりに顕わしているつもりです
知識の整理箱であり
その知識が、どの段階の認識なのか自分で確認するために
漠然と整理していたモノです
知識の持っている特性でも有るのでしょうが
学ぶとは、最初はまねすることでもあり
素直に情報として頭の中にそして心の中に入れ込まれます
しかし、そのままでは暗示にかかった状態の認識です
常識と言ってもいいでしょう
思いこまされているだけです
その認識が正しければ良いのですが
しかし、同じ事でも人時所が違えば変わってくる場合も有ります
「現実」は、単純に知っているというレベル
聞いただけとか見ただけであるのに
そのまま記憶領域に入れ込んで加工されていない情報です
うのみにしているだけの知識
「事実」は、一段階の加工が成され一旦ニュートラルな認識領域に置かれている状態
あらゆる情報を反対意見でも間違っていると思われる情報も白紙の上にとりあえず並べてみる状態
そこから初めて対立する意見を整理してどちらが本当なのかを検討するのです
「真実」は、その検討の結果、結論を出さなければなりません
もしくは、それが無理であるのなら無知の知を認めてニュートラル領域にとどめておく必要が有ります
私は、それに関しては知らないということを認めて認識しなければなりません
結論が出たならば、その結論をもとに想定問答をしてあらゆる可能性を見るのです
それらの一連の作業が終わったなら
そこに在る一定の法則が見えてくるはずです
それが「真理」と言うモノではないだろうか
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