陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2019-01-23

Top / FrontPage / 2019-01-23

北方領土問題

日本とロシアの交渉は、日本側にとって表面に見えているのは「北方領土問題」
では、ロシアにとっては何だろう
「経済協力問題」といっても良いのでしょう

両国のそれらの課題を進展させるために必要なのが「日露平和条約」の締結ということ

これらのことを陰陽で観る努力をする必要が有るでしょう


「日露平和条約」の締結は、両国の思惑を具体化させる前提条件です
この段階を経る必要が有るのでしょう

双方の課題にはそれぞれの言い分があります
その見えている所だけをぶつけ合っていても前に進んでいきません
平行線をたどるだけです

両国共に表面上の事だけでなく
陰である目に見えにくい所を観る必要が有ります
両国共に陰陽の両面を観る必要が有るのです

その見えにくい所は何でしょう
目に見えにくい解決していくべき所を観ないで解決するすべは無いでしょう

お互いの課題である北方領土問題と経済協力問題の前提となる平和条約がポイントです
プーチンが先に行ったように前提条件なしの平和条約の締結です

この裏には、世界の政治情勢を観ると
覇権を広げようとしている中国の問題があります
クリミア問題で欧米や日本も加わった制裁によりロシアは中国との関係を強めなければ経済が成り立ちにくくなっても居るのでしょう

トランプはアメリカが対立するのは中国の覇権主義だと考え
ロシアとの連携も考えているのでしょうが
アメリカ国内のロシア疑惑というでっち上げで手を縛られている状況です

世界情勢を観れば、中国が覇権を広げて周辺諸国を支配していく為の行動に出ているのは間違いがありません
共産党一党の独裁国家が支配を広げていくのは問題があることを共有認識としない限り
周辺諸国に明るい未来はないでしょう

無神論国家、唯物論国家がやってきていることは、
大手のメディアが報じようとしていませんが、
臓器売買や宗教弾圧、ウイグルやチベット問題など様々なモノが有ります

唯一、しっぽを振って追従しているのはアメをしゃぶらされている人達です
経済的利益を目の前に置かれて共産党の支配下に置かれようとしています

プーチンは、それをよく理解しているようですが
国内の経済問題を解決するために中ロの関係を強めざるを得ないのでしょう
中国は、ロシアにとっても脅威となることは見えているはずです
その為に、突然に日露平和条約の話に持っていこうとしているのでしょう

当然、中国は、自国の覇権を広げるためには何が必要なのかは計算しているでしょう
EUは、簡単に折伏されているので問題は無いが
中国が一番困るのは、ロシアとインドとアメリカと日本が強く結びついて中国包囲網を造られることです
そのための活動は、各国に入ったスパイなどによって様々な角度から工作活動が成されているようです
沖縄にも入りアメリカと日本の関係を中断しようとして資金も大量に使われているようです
NHKや大手メディアや経済団体の中にもそれに協力するかの様なところもあります
もちろん巧妙にエサをちらつかされてのことでしょうが
驚くような判断をされ行動をされる背景には、このような舵取りも含まれているのだと感じざるを得ません

要するに
「北方領土問題」も「経済協力問題」も
そのための「平和条約締結」も
目に見えている表面の事であり

一番重要な、影に隠れて見えにくいものは
「中国の覇権主義」という野望を押しとどめることです

日本は、表面的な「北方領土問題解決」にこだわりすぎるべきではありません
中国の覇権が強まってロシアの手足も縛られ
そして、アメリカの覇権が弱まれば
核兵器も持たない日本は簡単に中国の覇権の中に取り込まれてしまいます
中国共産党に忠誠を誓えない者達はチベットやウイグルの民と同じ目に遭うでしょう

目に見えるモノだけで振り回されていてはダメです
日本という国家の存続問題に関わっていることです

小さな北方の島の返還という結果にこだわり
日本の滅亡という破滅的な結果を引き寄せるとするならば
愚かとしか言いようがありません

陰陽の両面を観るべきです
両目を開けて前に進むべきです



コメント


認証コード(2568)

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional

備前焼