陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2018-12-13

Top / FrontPage / 2018-12-13

新・年金制度

こちらで素晴らしい提案が有りましたのでご紹介します

https://www.youtube.com/watch?v=ZlCaTrN45qE&t=5s

出来れば遠慮なく発言しても良いと思うのですが
現状の年金制度は、賦課方式と言うそうですが
私に言わせると「ネズミ講」です
ネズミ講は犯罪です


しかし、国がやっていると犯罪にはなりません
ネズミ講がなぜ犯罪になってるかというとダマシが入っていて継続しないからです

最初に入っている人たち(老人)は
後から入ってくる人(若者)たちからお金を集め多額の収入を得ます
後から入ってくる人たちには、
多くのお金を自分たちと同じように貰えるようになるからといって
同じように若者たちに講に入るように勧誘します
しかし、老人に多額の分配をするために
新たに入る若者が加速度的に増える必要が有りますが
経済の原理から観ても何の価値も産み出さないものが拡大再生産できるわけがありません
当然ながら若者が多額の負担をしたままで破綻することになります

この無限連鎖講が一時期流行ったのは、このことが分からなかったのです
過去にこの事が理解できなかった原因は、
フラクタルの森で何度も言っているように片目で観る結果主義の為です
表面(陽)だけを観てそれを支える信用部分(陰)を観ていないからです

この構図を政府が年金制度に取り入れて
老後に安心して暮らせるように保証して多額の年金を老人たちに配るようになりました
ところが、今ではネズミ講が犯罪となっているように続くわけが無いのです

賦課方式になったタイミングは知りませんが
ネズミ講が犯罪として取り締まられる前だったのでしょう
おそらく経済学者も官僚も政治家もそれが理解できずに真似したのでしょう

一時、私が小さな時でしたが
周囲でこのような無限連鎖講の話が飛び交っていたことを記憶しています
それほど経済学が未熟だった時代が有るのです
(今もそうです。原因は本当の信仰心の欠如)

当然、破たんして多くの被害者が出ました
愚かでは有りますが、そのような結果が出るまで分からなかったのです
そして、犯罪として取り締まられるようになりました

その事実を素直に認めてネズミ講である今の年金制度を廃止するべきなのです

破綻している今の公的年金制度を維持する為に借金がどんどん膨れ上がっています
今回、また、そのネズミ講を維持する為に消費税を上げようとしていますが

あまりにも、あまりにも、愚かです

消費税は経済にブレーキをかけます
経済が低迷すれば、困るのは年金を受け取っている老人ではなく
経済活動から収入を得ている若者たちです

若者達は、経済で不利益を受けながら更に年金を負担させられます
二重の悪循環のツケを押しつけられています

増税して財政赤字を減らさなければ、将来世代にツケを回すことになる
などと言いくるめられて、しぶしぶ増税を認める風潮が有りますが
とんでもありません

今の政治家たちは、自分の首のことしか考えて無いのでしょう
経済学者も官僚達も自分たちが受け取る年金が減ることに無意識に抵抗してもいるのでしょう
財政赤字の原因を公共事業のせいのように思い込み、
国民にも思いこませ、事業仕分けなるモノをした政党も有りました
選挙対策のバラマキは増やし
公共事業に使う金を減らした結果
倉敷真備町の水害も防げませんでした

政治家も年金を減らすようなことを言うと選挙で当選することは難しいでしょう
しかし、臭い匂いは元から断たなければなりません

このままでは、本当に未来の若者世代を不幸にしてしまいます
「年金国債」で現状を軟着陸させながら
ネズミ講に強制的に入らされて被害を受ける若者世代を救うために
そのような国家レベルの犯罪から救うために
元々の継続可能な積み立て方式に戻す必要が有ります

そうすれば、良い経済の循環が始まります
犯罪行為を国家がやっていて国民が幸福になることなどありません

年金制度の根本的な改革に協力していく必要があるでしょう
それに目をつぶり、ただただ多額の年金をもらい続けるとなると
犯罪に加担していることになります

神々の恩寵もある訳がありません



コメント


認証コード(7962)

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional

備前焼