陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

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フラクタルの森 で 経済 を考える  (玄明陰陽学

経済を考える時、求めている結果から入り順番に4つの空間を埋めていきます。
人が求めるのは、結果としては「給与所得」です。
その所得を得るためには「仕事」をする必要が有ります。
その仕事が「商品やサ-ビス」を産み出し、その「代金」が生まれます。
この4つの柱で経済は成り立ちます。

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経済の法則にGDP三面等価の原則というのがあるそうですが、
GDPは国民の総生産(商品やサービス)でもあり、
国民の総消費(代金)、国民の総所得(給与)でも有ります。
このGDPが政府が集めることのできる税収の原資でもあり、国力そのものです。
全てはここからです。

経済をピラミッドの形などで見たのが下の図です。

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政府はGDPを増やす義務があるのに20年以上も停滞させている現状が有る。
政府が何もしなくても生産性は上がり経済は一人でも成長するはずなのに
何かを間違えているのです。
官僚や政治家、経済学者たちは高給を得ながら逆のことをしていることになります。

訪日外国人観光客が増えている原因は日本が相対的に貧しくなっているからです。
外国はGDPを2~3倍に増やし中国などは日本から多くの仕事が移され
日本を抜いて経済大国です。
財布が暖かくなれば旅行にだって気楽に行けるようになります。
単純に喜んではいられなのです。

日本がなぜ貧乏になり
GDPを増やすことが出来ないのか
とことん考えなければ日本の未来は最貧国の仲間入りです。

経済のエネルギーは消費マインドであり、
消費と投資マインドが過熱するとインフレ、委縮するとデフレです。
過熱しすぎの時はブレーキも必要ですが、
インフレでもないのに消費増税で消費マインドにブレーキをかけようとする。
消費マインドをおさえて経済は成長する訳がない。

アクセルとブレーキを間違えている原因は、
左脳的にだけ優秀な人たちが中心になって仕事をしているからです。
片目で見るために経済の本質が見えず財政赤字を気にして財政出動を控え、
赤字解消のために算数だけで税収増を図ろうとする。
経済を成長させるためには、財政赤字(借金・投資)が必要です。
国民からの借金を投資(景気対策)に回すことで赤字は増えますが、
反面では経済は活発になり国力が増し税収も増えて財政赤字は消えていく流れに入ります。

現状は、公的年金制度(ネズミ講)で若者から搾り取り、
票目当てのバラマキ政策(贈賄)などで赤字を膨らませています。
政府がこのような犯罪行為を続けていて経済のマイナススパイラルが止まる訳がない。

国民の民度を下げた結果、
増税分を社会保障費に回すなら良しとするような風潮さえ作ってしまいました。
自己中の器の小さな頭の良い人間を多く造り出しています。

これ以上の悪循環をさせては断じてなりません



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