陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2018-11-17

Top / FrontPage / 2018-11-17

多様な考え方

色んな所で色んな意見が有り色んな対決の現実が有る

どのような意見にもそれなりの正当性が有るから存在しているのであり
その対立している意見を全く無視して良い訳でも無さそうだ

とは言え、犯罪に関わるようなことで明らかに受け入れることの出来ない事例も有る
殺人や泥棒など法律で罰されるようなことに正邪の判断が分かれることはないだろう

しかし、殺人や泥棒行為にしても
国家レベルで行われると許される事が有るのをどう考えれば良いかと言うことだ
戦争では罪も無い人々も殺される
税金も取れるところから取ろうとするには泥棒と言うよりも強盗に近い


公的年金制度も現在の賦課方式は、若者に老人世代を支えてもらうということは
言い換えれば「ネズミ講」と同じであり
若者を強制的に下部組織に入れ込み講の先輩達に貢がせることになる

新たに講に入る人が多い場合は何とかなって先人達は旨味を味わうことが出来るが
これが無限連鎖式に成り立つわけが無いことが思考停止により分からなくなって
多くの犠牲者が出てから表面化して犯罪として認知された経緯が有る

たとえ移民を大量に増やし新たな講の会員として公的年金制度に組み入れたとしても
成り立つモノでは無い

明らかな詐欺行為なのだが、これを政府が行えば問題が無いという
これを維持するためには、講(年金制度)の新たな入会者からの資金だけでは成り立たず
政府は国債を発行し借金してその矛盾をごまかそうとする

このマイナスの無限連鎖方式を解消しなければ本当に国家は破綻するのだ

この理屈が分からないという人は居ないだろう

その所で思考停止している原因は明らかだ

このネズミ講である公的年金制度を廃止して
存続可能な積立方式の過去の方式に戻すことを提案する政党が出たなら
国民の支持を得られることは無いかもしれない

積立方式になれば当然ながら、
今の年金受給者に入ってくるお金は激減するからだ

もちろん急激な変更はするべきでは無いが
この国家レベルの犯罪行為を止めさせなければ
政府の借金は膨れあがり
財政赤字に歯止めを掛けるために、また、泥棒行為のような増税に走ることになる
この矛盾のしわ寄せは、正規社員と派遣社員の格差にも現れている
企業にとって厚生年金制度はこの詐欺行為の矛盾を負担させられているからだ

更に、この制度を守るために他の支出を減らそうとすることで
インフラ整備や公共投資の経済政策が出来なくなってくる

福祉社会を維持しようとして経済政策をなおざりにしてしまう
まさに、現在までの状況はそのようになっており
何十年も日本だけが経済成長できなくて相対的な貧困化が進行しているのだ
相対的に貧乏になったおかげで訪日外国人が増えたことを喜んでいる

この先に日本の未来に待っている事は想像できるだろう
経済力を無視すれば
社会福祉など成り立たないし
国防力も失うことになる



コメント


認証コード(3104)

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional

備前焼