陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2018-11-11

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保守とリベラル

政党でも新聞社やテレビ局、メディアなどでも二つに分けられるようだ
意見が多くの場面で相対して反発し合うことが有る

果たしてどちらが正しいのか?
難しい課題では有る

日本でも同じような構造が有るのに日本は少し上品すぎて
余り問題視されることは少ないが
アメリカのトランプ大統領のCNNなどに対する反発を見ると
とても面白い


保守とリベラルを私の陰陽学的に見ると
保守は陽であり、進歩を中心に観る
リベラルは陰であり、調和を中心に観る傾向が強い

この二つは、人間の
左脳(進歩・保守・厳しさ)と
右脳(調和・リベラル・優しさ)の関係でも有る

両方が大切であり、波を打ちながら前に進んで行かなければならないのだが
現代社会は、波は波でも、大きく蛇行して狂った状況になっているように見える

こと政治の面では、投票型民主主義のせいも有るのだろうが
リベラル勢力の方が間違う場面が多いだろう
その理由は、優しくある方が分かりやすいし多くの人達の賛同を得やすいからだ

もう一方の、経済の面では、明らかに結果としての数字が出てくることで
厳しさを中心に観る傾向が強くなるようだ
結果主義が横行して心をむしばむ事で
政治的なところでその反動が出て優しさを強調した判断をする傾向が有る

結局、政治や経済での色んな判断が社会を造りだしていくのだが
人体でも、前に進むには体を左右に揺らしながら左右のバランスが崩れないように真っ直ぐ歩いて行かなければならないのだが
谷あり崖ありの人生行路の中で真っ直ぐ歩けずに崖にぶつかったり谷から落ちたりしながら
傷だらけの社会を造ってしまう

結局は、左脳的なところも
右脳的なところも
それぞれの正しさの基準がハッキリしていないところに原因が有る

要するに、右脳と左脳のクロスしている所
中心部分の概念が間違っていて安定しないことで起きる現象のようだ

画像の説明

正しい「信仰」、正しい「世界観
ここが正しくないと蛇行しながらも反省も出来ず
修正も出来ない原因になる

今回の消費税増税には大きな問題が有るのに
それに修正が掛けられず、
思考の蛇行現象を停められない根本原因は、おそらくここにある

財務官僚にしろ政治家にしろ御用学者にしろ
頭(左脳)が良すぎる事も有るだろうが
右脳的な悟性・感性を磨いていく必要性と
蛇行しないように中心に有るべきモノを確立させる必要が有る
心の中心に本来備わっているモノを深く見ていく必要がある

正しい「世界観」、正しい「信仰」だ

これが希薄だと自己中心の発想になり
狂ってくることになる

結論を言うなら、今という時代
それも民主主義国家において(中国朝鮮のような一党独裁国家は別)
政治的にリベラル傾向を持つ人達は
正しい「信仰」をおそらく持っていない
信仰の対象が自分だったり民衆だったりする可能性が有る
その結果、その場では良かったとしても将来に大変なツケを追わせることになる

トランプは、信念も強いために多くの人から誤解を受けているようだが
信仰心はとても篤い人のようだ

神の願いがどこに有るのか、自分の心の深いところを見るようにすれば
見えてくるモノだが
浅いところの自分しか見られないと、蛇行してしまうものだ



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