陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2018-10-28

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政府の借金は消えつつある

政府の借金(国民の借金ではない)は、1000兆円以上有ると言われているが
日銀が金融緩和で国債を大量に買い込んでいることで実質的には、政府の借金は消えている

政府は日銀の株式の半分以上を持っていて子会社でも有る
連結決算すれば、当然ながら日銀に借金の返済することなく
帳簿上の処理で済んでしまうのだ


画像の説明

経済は、どのような商売も取引も
売って代金をもらう流れ(陽)(働いて 給与をもらう流れ)と  供給
買って代金を支払う流れ(陰)                 需要
この2つの流れが有って成り立つ

国債で言えば
国債を売って 借金をして
国債を買い取って 返済をする
この2つの流れが有って、国債を通しての借金が成り立つ

必ず自と他の二つの存在が必要になる

図を見れば分かるように日銀と政府の間にどのような流れが必要なのかを見れば
面白いことが分かる

仮に政府が日銀に国債の代金を払って借金を減らしたとしよう
日銀は、返された借金をどうすれば良いというのか問題に突き当たる
政府は、その国債という借金の返済に充てるお金は、
当然ながら税収という形で国民から実際の金額(紙幣)で回収したモノだ

本来、そのお金(通貨)は日銀が1万円札なら数十円を掛けて印刷したモノ
政府が借金を日銀に1万円札で返済したとするなら、
日銀は、製造費用を引いた金額のもうけとなる
そんな仕組みならこれほどぼろ儲けできる商売は無いことになり
これは、誰も認めることの出来ない事だ

実際には、お札で返済されることは無く
帳簿上(政府の日銀当座預金)で数字が消し込まれているだけなので
国民から税収として集められたお金は、一体どこに消えていくのか見極める必要もある

お金にも陰と陽が有るのだ
お金とは「信用(陰)を背景とした道具(陽)」であり
色んな事と同じように道具として物として目に見えるモノとしてお金を認識する傾向が有る

画像の説明

本来、信用という抽象的なモノを見ないでお金を正確に見ているとは言えないのだ

日銀が国債を金融機関などから買い取ると
その金融機関の日銀当座預金に数字が書き込まれるだけで
まだお札の印刷は行われない

銀行の日銀当座預金からその数字が市場に出て実際のお札として流通するためには
誰かが銀行からお金を借りて
銀行預金からお金(お札)を引き出して
市場で使わなければならない
実際の資金需要が無ければお札は市場に出ていくことは無い

企業間の商取引でも金融機関を通しての取引では実際にお札が移動することは少なく
銀行の預金残高、要するに数字だけが移動しているにすぎないのだ

そのために、実際の市場に出回っているお札の金額は、実体経済の中で出回っている数字の額とは大きな開きが有る

日銀という組織が無く
政府紙幣という形で通貨を発行しても良いのだろうが
それでは、ブレーキをかけにくく
たっぷりと作り出せる資金で何でもやることが出来るし
いくらでも政府がお札を刷って国民にばらまけば政権与党は選挙にも勝てる
その誘惑に勝てる人は居ないだろう

そんなことをすれば、通貨の信用は無くなりあっという間にハイパーインフレが起こるだろう
そのために、どの国でも中央銀行というような組織を持って
歯止めを掛けているのだろうが
このような構図を無視して
お金を数字という物で見ている人達にとっては理解が出来ないようだ

信用という視点で見るべきなのだ
本当は、信用といっても
投資家達の信用ではなく地球神レベルの
神々から観た信用が非常に大切なのだが

それでも、今の国債金利の低さや円という通貨がそれほど下がっていないところを観ると
投資家レベルで観てもまだ、まだ、信用が有ると言うこと

これほどの金融緩和をしてもインフレすら起こらない現実を観て
もっと経済成長できるのに
プライマリーバランスを唱え財政赤字だから将来の不安を減らす為に
財政赤字を減らしていかなければならないとして
あらゆる増税をしようとする

経済のエネルギーでも有る消費マインドを減らすような
消費にも税金を掛け続けようとする

頭の良いと思われている知識人、財務官僚、経済学者たちの
愚かさは、私が言っても何にもならないのかもしれないが
悲しむべきレベルである

その原因は、結局何かといえば、「信仰心」の無さです
そういわれると信仰心は有ると反論する方もおられます
しかし、その信仰の対象が信仰に価しない物である場合が有るのです

出来うるならば、全人類を我が子と観ておられるような地球神で有るべきです
多くの人は、地球神ではなく自分たちを主なる神にしているのです
考える器が小さくなっているのです
左脳的な頭(知性・理性)しか働かせない人達が多いために
それにクロスする右脳的な頭(悟性・感性)の働きが悪く
その器が大きくなりようが無いのです

そして、どんどん小さな器で考え
信仰も自己中となり、お金となり、肩書きとなり
全体の事、未来の事など考えられなくなってしまうようです

本来の宗教を取り戻し
本来の信仰という精神性の高みを目指す必要が有る
地球神から観た視点で考える必要が有る
地球神が感動するような政策をとるならば
「運」が良くならないわけが無いのです

イエスやモーゼ、マホメット、神々に起こった奇跡以上の奇跡で地球は守られています
人々の心が本来の信仰から離れていくならば
その奇跡の力が弱まっていくでしょう

今、日本の「運」は悪い方向に向かっています
原因は明白です



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