陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2018-10-27

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日本の経済成長に否定的な人々

日本は経済が成熟しているし
少子高齢化が進んでいるから
これ以上の経済成長は見込めないとして
経済成長の芽を摘み取るような発想をする人たちが居る

「下り坂を楽しもう」と言った五木寛之氏のような作家もいる
あまりにも老人中心の発想であり
その発想を経済に関連させて文章を書くなど
あまりにも自己中心的な考えであろう

この自己中心的な発想がいろんなところに有って
全体の経済に悪影響を与え経済を死滅させようとしているように
私には思えるのだ


経済発展よりも社会保障を充実させるべきだという人たちは
あまりにも自己中心的だという事を知るべきだ
そんな考えでは、その経済レベルすら維持できないし衰退していくことになる

公的年金など今の賦課方式は、私から言わせればネズミ講だ
犯罪でもあるそのようなモノを国家に運営させ
若者を強制的にその講の中に入れて収奪することが
若者にとって良い事なのか?

その連鎖を若者たちに順番に押し付けて行けば
若者たちの所得は老人たちに移され
老後は悠々自適の生活が待っているように見えるが
若者の労働の果実がそのように社会保障ばかりに使われるならば
国内のインフラは老朽化し、経済成長への投資も縮小し
経済は縮小していくことになる

いま、まさにその状況だという事を知るべきだろう
20年以上GDPは増えず経済成長出来ていない
諸外国に比べると経済レベルは加速度的に確実に落ちているのだ

当然ながら、予想していた悠々自適の生活とかけ離れた状況がやってくることになる

将来に不安を残さないためと言いながら
財政赤字を減らすべきだとして増税している
財政均衡主義で財政を絞り未来投資をしなければ経済は縮小し
まさに、「日本は成熟していてこれ以上の経済成長はしないだろう」という未来予言の通りになる

老人たちに都合よく
若年層の未来が貧しくなる形が造られてしまっている
そのように、目先の自分達さえ良ければいいというような考えでは
マイナススパイラルの流れが起きてしまうのだ

本当は、そんな未来を誰も本当は望んではいない
その流れをプラススパイラルにもっていく必要があるのだ
そのためには、景気にブレーキをかけないような注意が必要であり
景気を加速させる投資をするべきなのだ

財政の赤字は、経済が成長するためには不可欠なもので有り
経済が成長すれば、その赤字の数字は
全体の経済規模が増えることで
相対的に減少することになる

子供が大人になるにつれ、社会での立場も上がるにつれて
経済規模も大きくなり、それまでの投資に使われた借金など問題では無くなるようなことと同じなのだ。



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