陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2018-10-16

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消費税増税を比喩で考える

増税に渋々賛同する意見に

将来の安心のために財政再建しなければならないという意見と
増税分が社会保障に使われるなら仕方がないという意見が有る

この二つのキーワードの中に間違った認識が有る
少し強引な翻訳かもしれないが人間にたとえると分かりやすいと思うのだ


財政再建、要するに赤字体質だが
人間でも若い時には間違いなく赤字体質だ
親や周囲から多大な援助を受けなければ生きていけない
しかし、働き始め収入が生まれ始めると次第にその赤字も減っていく
そして、経済成長して行くにつれて借金できる額も増えていく
仕事能力が増していくと新入社員頃の借金額など問題でなくなってもくる
簡単に返すことが出来るのだ
それと同時に、親などから受けた借りも返していくことが出来る

このように、成長することが出来るなら
借金など問題にするべきでは無いのだ

このように考えれば、お解りいただけるでしょうが
時々耳にするのが、日本はこれ以上経済成長出来ないだろうという意見だ
そう信じ込んで、実際にそのような未来しか作れないのなら仕方が無い面も有る

新入社員のままで、これ以上に責任も持ちたくないし
自分が食べていく以上に働きたく無いのなら
それ以上の借金をするべきでは無いのだろう

自分の将来の安心のために周囲から借金を求めるべきでも無いことになる
自分の生活の分しか働かず、蓄えもせずに
自分の老後の分を他者に頼ろうとするべきではない

必要分働かないのに、それを借金で賄おうとは愚かなことだ

社会保障費を国債という借金で賄おうとする事と同じだ
そこで、年金の問題だが積立方式賦課方式とが有る
積立方式なら自分がどれだけ積み立ててきたかが分かる
しかし、負荷方式なら次の次世代の人達に支えてもらおうと言うこと
時の政府が使い込みすぎて足らなくなったから次第にそのような方式に変わってきたのだろう
これは見方を変えれば、あの犯罪でも有る「ネズミ講」と同じであり
巧妙に強引に新規会員を入会させて使い込みをした世代に貢がせようとするに等しい事だ

全国民は、このことを知るべきだと思う

まず、賦課方式からの脱却
そして、経済成長を義務とすべきなのだ
経済成長はGDPの数字に出てくる

本当なら、経済成長はなにもしなくても勝手に成長するのに
日本は、成長というレベルを20年以上放棄している
要するに逆のことをみんなでしている事になる



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