陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2018-10-04

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株価の上昇、しかし

日本の株価が上がっているという
ただ、最高額だった1989年の額まで1万円も足りていない
しかし、アメリカやドイツの株価は、そのころから見ると8倍に増えているという

この格差の原因は何なのか知らないけれど
明らかに日本の会社の価値評価が低くなっているということだ
同じようにGDPはその間にほとんど増えていない
そして、訪日外国人が増えてきている現状がある
日本が貧しくなったおかげで外国から日本を訪れやすくなったと言うことだ
単純に喜んでいてはいけない


これらを考えてみても
日本が間違いなく世界から見ても沈下している事が見えてくる

それなのに、政府は、更なる訪日外国人が増えることを目標にして
メディアもそのことを単純に良きことのように報道している
余りにも表面的なところばかりを見ているようだ

もちろん旅行者が増えることは歓迎されることだが
そんな数値を目標になどする必要が無いのにだ

政府が目標とするべき事は、GDPが増えることだ
最近、GDPが増えているという報道も有るが
ネットニュースなど見ていると計算方法が変わった為に起きている事のようだ

増税等に関してもそうだが、色んなごまかしがまかり通っている
結果目標は、GDPの増加なのに

財政赤字が減ることでも無いし
訪日外国人が増えることでも無い
デフレが終息しGDPが増えてインフレ率が上昇し
日本の物価が上がって外国人の旅行者が減ったとしても仕方が無いことだ
日本の魅力が減っての事でも無い

GDPが増えれば、自然に税収も増える
税収が増えれば、社会保障費も賄いやすくなる
(ただし、ネズミ講のような公的年金制度などは修正する必要がある)
国土の強化も国防力も上げることが出来る
海外の物も買ってあげ安くなるし
海外への投資もしやすくなる
海外旅行もしやすくなる
日本の良い文化も海外に伝播しやすくなる
災害が有っても略奪も起こらず
犯罪の発生率も低い素晴らしい国なのに

いま、逆流現象が起きている

その原因は、GDPが増えて居ないことで説明が出来る

要するに、政府、官僚、メディア、経済学者など
逆流する事に力を貸しているということ

一番良い例が、増税スタンスに有る
税収を増やすために、増税や新たな税を創り出そうとする
原因と結果の流れを逆にしている事になる

その結果、マイナススパイラルを起こしていると思うのだが

くどいようだが、次の図が経済の基本なのだ
陰陽二つの流れを無視してはいけない
4つの柱を無視してはいけない

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