陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2018-07-19

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公共工事の縮小

今回の水害に関して多くの方が意見を述べられている
公共工事、土木工事費が半減されているという
そのために
計画は以前から有るのに財政難から先送りになっているケースが多いようだ

財政難だから仕方がないという意見も有るだろう
しかし、いったん災害が発生すれば人的被害にとどまらず
多くの資産が失われ、個人だけでなく税収に関わるGDPまで引き下げてしまう
これだけを見ても、結果としてどちらが得だったのかという事だ

もう一点、自分で自分の首を絞めるような意見が多く言われていた時期が有った
それは「土建屋だけにもうけさせてけしからん」というものだ
確かに無駄な事業も見受けられるようだが国土の安全安心を担保してくれる大切な仕事である

民主党政権では事業仕分けとして多くの公共事業が削減された
竹中平蔵氏、小泉首相から始まった財政均衡化主義も影響してだろうが

もし、今回の被害にあわれた方の中で「土建屋ばかりもうけさせてけしからん」と思っていた人がいたとするなら
自業自得で有ったことを認識しなければならないだろう

そうは言っても、日本全土の必要とされる公共工事を全部やるとなると
膨大な費用が掛かり財政赤字が膨れ上がり日本は破たんするというという学者もいる
東京大学の経済学の名誉教授である吉川洋氏
赤字の良い面悪い面を両目で見ることなく
表面的な所だけで推論をしている「おおかみ少年」のように見える

地震学者(ゲラー氏も東大でしたね)や放射線の専門家にも同じような傾向を持つ人が多く見受けられるけれど
結局は、悪い官僚の如く失敗を恐れ自分の立場を悪くしないように
当時の通説に従い自己保身に走っているだけの人たちであり
本来の学者とは言えない

この財政赤字に関する意見に対しての反論は、藤井聡氏の意見が有るが
私はこちらの意見を支持する

私は、それに加えて信仰者の立場から言うならば
借金は、結局は「神」から見ての良い借金と悪い借金があるという事
そして、そもそも、お金とは作りだされるもので有り
信用を背景にした道具に過ぎないということ
当然「信用」を失うなら、額面が何円であろうが全く意味をなさなくなりますが

その「信用」を担保してくれているのは投資家や銀行家や企業人たちばかりでないし
その国家の通貨の信用を支えてくれているのは、国力であり、民度であり、教育力、経済力であり、軍事力でもあるでしょう
色んな信用が重なってドルなどは世界の基軸通貨となっている

しかし、もっと深く考えるならば
最大、最強、最善、最良の信用を担保してくれる存在は
「神」であり宇宙の創造主です

この神からの信用が無ければ、何らの意味が無い
この信用は目に見えないものの中の最たるもので有るけれど
その価値を悟っている人たちから観ると目の前に有る札束などはどう見えるかという事

過去の偉人たち、宗教家たちが
目先の利得をなげうって、自分の命すらなげうって
神仏の自己実現に邁進したことでも推測が出来る

また、いろんな人たちの手によってその神仏の国を作ろうとして創られた国家
神仏の理想が純粋さを保った状況で作られた国家が歴史の中で大きく繁栄してきた経緯もある
イスラム教初期のイスラム文明、ローマ国教となったキリスト教、中国の唐の時代には仏教文化が最大の繁栄を導きました
しかし、凡人の理解は次第に下がり衰退という流れに入ってしまいます

どちらにせよ、宇宙を創られ、生命を創られ、あらゆる存在のイメージを投影された存在が、人々を通じ有りとあらゆるものを通じ、応援しようと思われたならば無限の富の循環が始まらないわけがないでしょう

お金とは、信用です
信用を支えてくれているのは人々ですが
人々は、時に忘れて堕落している人もいますが神仏の子供です
それらが、大自然という神の創造された世界の中で
天の願いを実現しようとすれば、
結局は、不可能なことなど何もない。



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