陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2018-07-17

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自由にも良い自由と悪い自由とが有る

自由貿易が良きこととして
アメリカのトランプ政権が行う保護貿易に対する非難がある
しかし、悪い自由貿易が有ることを知っておくべきだ

それは日本においても言える事だ

画像の説明


この4つの柱が経済を支えその国を支えている
一本でも腐ってくると家は傾いてしまう

自由貿易の良いところは、経済後進国に安い労働力を求めて仕事が流れ
その国の経済の柱を強くしていくことだ
それが良い形で進むためには出ていった仕事に変わる高度な仕事が国内に産まれてこなければならない
その為には教育の高度化も必要である
そのような対策が具体的にされなければ
その国家の経済の柱が次第に弱くなりその国の力は弱くなっていく

経済の歴史は、他にも軍事力という要素も加わり複雑では有るだろうが
このような経緯によって覇権国が次第にバトンタッチして移っていくのだろう

ただ、問題なのは、その覇権が移っていく先の国家の内容である

その国家が、良い意味での自由を尊重している国で有れば問題は無いだろうが
問題なのは、そうでない場合だ

今日本の状態を観れば、アメリカの覇権の下にあり
アメリカの属国と言っても良いような状況だ
これが、今、その覇権が中国に移ろうとしている

考えるが良いが、中国の覇権の下に組み入れられた国家のことだ
チベットやウイグル自治区などと同じような状況を受け入れることが出来るかどうかだ

共産党一党独裁の元、無宗教国家体制が出来て信教の自由もなく
共産党に忠誠を誓える者達だけが繁栄していく体制であろう
彼らは軍事力の威力も心得ている
将来、経済の柱の一つでも傾いてくるようなことが有れば
軍事という仕事で価値を産み出そうとするだろう
強引に他国に移った仕事から発生する代金を奪い取ることが出来る事を無視しない

このようにして出来る一党独裁の軍事大国を、
それを転覆させることはとても難しい事だろう
北朝鮮の国家体制はそのミニチュアでもあるだろう

要するに、主なる神が共産党になったり金一家になったりしている状況で
本来の神が、その状況を許して置かれるだろうかと言うこと
多くの人々の自由が奪われ、本来の価値が歪められていく世界を認められるかというとそんなことは無いだろう
国民が自らの力で本来の自由を取り返すことが出来るのなら良いが
それが出来ないようなら、天変地異で持ってでも
そのような文明は取り壊されてしまうに違いない

そのような不安要因の有る国家を繁栄させ続けるような
自由貿易論者が居ると言うことが問題なのだ
結局は、色んな理由を付け、自らが利得を受けようとしている人達でもある

国家の存続など眼中に無いのかもしれな
グローバル企業が悪いわけでは無いが
主になる中心に有る考えが、小さな自分や自分たちが主体となり
全体の幸福に貢献しようとしない人達が問題なのだ

国家国民の幸福など深く考えず、自分たちの組織の存続だけを考えていく
人体で言うところのガン細胞の如くになっている人達が
今、日本にもアメリカにも多くいるのだろう
ガン細胞の増殖と共にその国家は死滅することになるだろう



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