陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2018-07-11

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経済問題も陰陽の両目で観る事

経済の問題
要するにお金の問題も
陰陽の両目で観なければ解決出来ないし
片目ばかりで観て対処することで
思っていない結果を引き寄せているのではないだろうか

お金、言い換えるならば通貨、円である
どうしても見えている数字に大きく影響されてしまうのだ

しかし、眼に見えないモノがお金の裏側に有る

画像の説明

この眼に見えないモノを観ようとしないために多くの人達が間違いを起こしている
高学歴で専門的に経済を学んだような人達でさえ間違いを犯す
逆に学びすぎたたために眼に見えるモノに強く暗示にかかり狂った判断をしているようだ


そもそもお金とは何だろうかと
深く深く考えていくと、まことに不思議なモノだと言うことが分かってくる

今まで、思考を停止させないようにして
色んな角度から経済、お金の問題を学んできたけれど
その問題も、この宇宙の持っている本質と同じなのだと言うことが分かってくる

個人レベル、家庭レベル、国家レベル、惑星レベル、宇宙レベル・・・・
まさにフラクタルなのだ

神の意志で宇宙が創造されているように
その中で使われている通貨も価値と信用と共に創造されていると言うこと

国家レベルでも通貨というモノは創造されているのだ
しかし、信用に裏打ちされていない通貨はその価値を失ってしまう

逆に、その「信用」を観ずに通貨の量を制限していた愚か者も居た
前の日銀総裁の白川氏である
片目で観ていた愚か者である

当時、幸福の科学の大川隆法総裁は、日銀のそのような姿に対して日銀が働かないのなら
市中銀行に30兆円規模で銀行券を発行させる案も提案された

日銀総裁が黒田さんに替わり、通貨発行量は大幅に改善された

しかし、また、そこでも見えている所しか見ない事で不都合が続いている

景気を良くしようとして
インフレ目標を2%に設定しているけれど
達成できないで居るばかりか
大量に市場に出したお金が、市中に出回って景気を良くするために
マイナス金利という、市中銀行に取っては理不尽なプレッシャーを掛けている

インフレ目標が何故2%必要なのかということを数字を挙げて説明するのは不得手だが
どちらにせよ、景気が悪いから良くしようとしているのだろう

どちらにせよ、算数だけでコントロールしようとしている

貨幣、お金、通貨には数字に出る「価値」(陽)と数字に出ない「信用」(陰)で成り立っているのだ

「信用」の部分を探求する必要があると思う
信用の中には、思いこみや暗示に寄るところも含まれているが
中心部分は、健全だと見るとべきだろう

財政が赤字で国債の利払いの為に更に借金を繰り返さなければならないと言うことは
景気を良くすることが出来ていないことになる

国の借金は、国債の発行だ
その国債は、国内の金融機関が主に購入している
その銀行などが購入した国債を日銀の金融緩和で買い取っている
お金が印刷され、銀行に資金が渡されるのだが
民間レベルでそのお金を使おうとする気配が無い
消費マインドも弱く、その結果投資マインドも高まることは無い
結局、金利を稼ぐために政府の借金である国債にお金が流れ
国債の金利は、非常に低くなっている

現状では、政府はいくらでも安い金利でお金を借りることが出来る
しかも、その国債を日銀が買い取って
国の借金を日銀が肩代わりをしているということは

日銀と政府を連結決算するとすれば借金はチャラになってしまうのだ
国の借金は消えてしまう

これを無限に繰り返していくとどういう事が起きてくるのか
ハイパーインフレが起きても仕方が無いのに
インフレ率の2%も達成できていない
この不可思議な現象をどう見るかです

その理由はかんたんなのです

どちらにせよ、借金が悪いのでは無く
借金して景気を良くする必要があるのにそれが出来ないで居ることに有る

それは「信用」の部分、マインドの部分を無視しているから

以前「下り坂を楽しもう」といった五木寛之という作家がいて
経済成長を無理にしなくても良いのではないかとする意見が多くの人達を暗示に掛けてしまった

消費マインドも投資マインドも冷え込ませていった

経済成長しないこと
要するにGDPをアップさせなければいけないのに
それでも良いような暗示を国民が受けとってしまったのだ

GDPのアップは、企業における利潤と同じく結果目標なのです

企業でも借金して居ますが、
借金しながら利潤を上げられないと言うことは借金の利払いも出来なくなることと同じです

どのような存在にも、成長と言うことは与えられた使命です

国家も成長しなければならない
下り坂を楽しむ・・・・
努力しないで、今、自分さえ良ければ良いような考え方では
成り立たなくなるのです



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