陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2018-03-24

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財務省の公文書改ざん事件

今まで財務省について批判をしてきた
私が批判している面とは違った面が表面化しているようだが根本は同じだろう
この公文書改ざんについても原因は簡単だと思われる

今・ここにいる・自分及び自分たちを主体として考える体質の顕れであろう
言い換えると、結果主義であり
小さな器の中でしのぎを削っているのであろうが
左脳的な所ばかりを働かせ表面を取り繕い、
自分たちの立場を確保しようとする自己中心主義でも有るのだろう

以前、何かの番組で財務省職員が統計を引っ張り出してあることを説明していた
なんのことだったか、もう忘れてしまったが
あまりにも財務省に都合の良い方向へ導こうとする解釈で唖然としたことが有った

昨日も民放のTV番組の中で
国の借金が1100兆円もあり
国民一人当たり850万円の借金が有るというのだ
その借金を返すためにも消費税などの増税が必要だというのだが
財務省の公文書改ざん事件など霞んでしまう内容だ


野党も本来ならばこちらを追求しなければならないのに
政治家たちも財務官僚と同質の表面的な薄っぺらな人たちなのだろう
愚かというか情けない限りである

陰陽の2つの面で考える必要がある
借金、要するに「債務」には当然ながら「債権」が反面には有る
国民一人当たり850万円の「債務」借金が有るというなら
「債権」要するに取り立てする側には誰が居るのかという事

1100兆円という膨大な金額を貸しているのは
ギリシャ(通貨発行権も無い国)などと違って日本は国内からだ
国債などを通じて大手金融機関、保険会社なのだろうが
その資金はどこからきているかというとほとんどが日本国民からだろう
結局国民が債権者で有り債務者であるということになる

国民が政府を通して借金をし何に使ったのだろうか
中間に政府が有り、国民の為と称して何かに使ったから
短期間にこれだけの赤字を積み重ねてしまったのだ

何に使ったのだろう?

日本の経済成長のために使ったのならばGDPは増え
税収も膨れ上がってきたはずである

社会保障の充実とか
色んな補助金など
国民の為と言いながら
結局は、票目当てのバラマキが多かった

結局、政府という口を使って自分の体を食われているような状況だろう
その代表格が財務省であり
自分たちの権限、権力を強めるために様々な改ざんや忖度をして
政治家たちをも操ろうとしているのだろう

政治家が絡んだ土地の売買には
政治家たちに恩を売るために甘い対応で国土を安く売ることも有るのだろう
基本は、自分たちの力が増すように税収を増やし、
その使い方で様々な省庁から政治家まで手なずけようとする

財布のひもを握っているところが強い力を持つようになるのは当然だが
その力を経世済民(世のため人の為のため)に使ってくれれば良いのだが

どうやら、自分たちの出世や自己保身のためだけに使っているように見える

頭は良いのだろうが
左脳ばかり鍛え過ぎて
右脳的な所を磨いてこなかったためだ

では、右脳的な所を磨くためにはどうすれば良いのかというと
深く考える傾向だったり
二つの面で観る努力が要ったりするのだが

一番簡単なことは、「商売」をやってみることだ
商売、商いのの中には普遍的な真理が含まれている
松下幸之助氏にしろ
トランプアメリカ大統領にしろ
「商売」の中で学んでいる

優れた商売人は
「企業の目的は利潤追求」などとは考えていない
「企業の目的は社会貢献、結果目標として利潤がある」と悟っている
両面で観ているのだ

今日本人が託している政治家達は、自分達の結果目標は必達を目指しているのだろうが
世のため人の為に働こうという意識が希薄なのだろう
しかし、お為ごかしを言ってしまう傾向が有り
そのお為ごかしを武器に自分の利権を守ろうと言いくるめようとする

日本国の結果目標を必達すべきなのだ
GDP(結果目標)を増やすことをしないで
政治家として公務員として、一体何の仕事をしているというのだろうか

それこそ、成果連動型の給与体系にすべきだし
成果が出せないのならその高給を得られる仕事からは退散して欲しい

クビにするべきなのだ



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