陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2017-11-04

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財政赤字と子や孫の産み出す赤字

昨日、友人が来て議論をした
藤井聡氏の「プライマリー・バランス亡国論」や
三橋貴明氏の「財務省が日本を亡ぼす」について話を始めたのだが
そもそも論で、話が通じないのだ
財政赤字自体が、そもそもけしからんというのだ

確かに赤字、要するに借金に頼っての生活は問題があるだろう

しかし、考えてみれば、借金にも
よい子、悪い子、普通の子があるだろう


ではどんな借金が良い借金でどんな借金が悪い借金なのだろう

国家レベルで見れば分かりにくいので
家庭レベルで考えると見えてくるのではないだろうか

子や孫が親に借金を持ちかけてくる
親は立派な親で、当座預金もいっぱいあって小切手や約束手形をいくらでも発行できるとする

子や孫の、その借金内容を聞いて、貸した方が良いと思えるか
そうでないかで判断できるだろう

もちろん悪い借金もある
しかし、良い借金もある

さらに、借金は申し込んでこなかったけれど
苦労して事業を行っていて、その仕事が社会にとって有意義なモノであるとしたなら

その親は、子に分からないように、甘やかすことがないように
周囲に手を回して子供の仕事の応援をするだろう

おそらく、この世界を創られた神々も同じだろうと思う

神々の応援があって成し遂げられないことなど
この世には無いという考え方も出来る

それほどまでの事業で無かったとしても
応援したくなるような借金話はある

経済は、この資本主義が、発展してきて世界が曲がりなりに裕福になってきたのは、そのような背景があってのことだと思われる

日本のように、何十年も経済発展していないと言うことは
言い換えれば、悪い借金をいっぱいしてきたからだろう

選挙目当てのバラマキ
社会主義的な国民を甘やかす政策
ゆりかごから墓場まで
国民へのサービスに努力しているように見せて
無駄な仕事を作り公務員の数を増やし経済の流れにブレーキをかける

公共事業を土建屋だけを儲けさす悪しき無駄遣いのように見る向きもあるが
日本の国土がしっかりしたものとなることは大切なこと
産業のさらなる振興のために研究開発費を助成する
防衛費を増やし自分の国は自分で守れるようにする
国力を増すためにすべき投資はたくさんある

良い借金ならば、経済成長と共にその借金額は埋没してしまうはずだ
悪い借金だから、借金の額ばかり増えているのだろう



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