陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2017-09-30

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政治経済の原点を考える

政治や経済が明らかに混迷している
私は専門家でもなく
経済学を学んだことも無いけれど
しかし、その専門家達、優秀な知性を持った人たちが
これほど関わっても
まともな形になっていないとするなら、当然原因が有るのでしょう

色んなしがらみ、既得権益、執着
様々なモノが目を狂わせているのでしょう

中でも税金は、政治と経済に深く関連しているテーマです

その税金をフラクタルの森で考えると、とてもおかしな現象が見えます
そのおかしさをことさら言う人もいないことに更に不思議さを感じます

そもそも、税金とは、国民が負担するべきモノです
では、何のために負担しなければならないのでしょうか
考えてみると簡単に出てくるでしょう


道路などの公共インフラの整備や治安、消防、国防、外交、福祉など
普通の商取引では成り立ちにくいモノがいっぱいあります
それらのことを誰かがやらなければなりません

その仕事を、やくざな連中に任せる訳にもいきません
色んな武装集団に任せる訳にもいきません
戦国時代のような群雄割拠する武将達に任せていた時代も有ります
中国共産党や北朝鮮のように独裁政権に任せる方法も有れば
民主主義で選ばれた人たちに任せる形も有ります
独裁政権が良いのか民主主義政権が良いのか
それぞれに長所も有れば欠点も有ります

どんな形であれ、税金は常につきまといます
どのようにして集めどのように使うのか
そのハンドルとアクセル、ブレーキによって国の形も国民の幸不幸にも関わってきます

どちらにせよ「税金」とは「負担金」です
その負担金をどうやって集めれば良いのか
その国で生活をし、経済活動する以上、公共サービスを受けなければなりません
その負担をさせてもらうのです
そう考えると、納得できる形を望みたいモノです

でも、今の現状はどうでしょう
消費税など典型的です

消費させてもらう事に、色んなモノやサービスを購入するのに
その提供者に負担金として代金を渡すことは当然です
しかし、それに乗じて国家が何をしてくれているいうというのでしょうか

商品やサービスが流通するための負担金は、法人税や所得税などで
すでに支払っているはずです
明らかに2重取りです

2重取りの事を考えると
相続税や贈与税なども一端納税した残りで蓄積されたモノからの2重取りです

こう考えると、日本だけではないでしょうが
世界の租税の仕組みを見てみると、明らかに「取れる所から取る」と言うところが見えます

言い換えれば、国家がやっている「泥棒・強盗・詐欺」です
これは、「ハンドル」の面です

そして、もう一面で考えなければならないのは「アクセル」と「ブレーキ」
消費税は、消費に対するブレーキとなることです
関税は、輸入に対するブレーキ
たばこ税は、喫煙に対するブレーキ
酒税もそうでしょう
「ブレーキ」役として働いてもらって良い面も有ります

本来、税金は「負担金」という意味で言っていますが
これは「アクセル」のす

アクセルを踏み過ぎると反対に作動することが有ります
エンジンでもそうですがアクセルを踏んで燃料を送り込みすぎると
反対にエンジンの回転が上がらずブレーキをかけてしまいます

色々ありますが
これがアクセルなのかブレーキなのか
その方向に掛けて良いのか悪いのか常に考えなければならないのに
思考停止させているのが現状でしょう

その最大の原因は、主体を小さな小さな自分や自分たちに置いて考えるからです
まつりごととは、神に代わって執り行う意味が本当はあるのに
信仰心無き人々の手によってなされているせいです

神を無視し、宗教を無視し、
自分たちの目先のことに都合良く考えている為です

ほんとうの意味での「宗教政党」の出現を望みたい
「地球神の代わりに政治経済を考える政党」

人間本来の原点に立ち返らなければ
本当に、動物レベルでの仕事になってしまうでしょう

人間は、神仏の代理人としてこの地上世界を治める責任が有るのです
動植物もその中で協力者として存在しています
これが、動物たちと変わりない弱肉強食の価値観だけで働くようなら
万物の霊長としての立場の意味が無くなります

次の生まれ変わりは、もう一度犬や猫などの動物としての一生を体験しなければならないでしょう



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