陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

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お金とは

お金とは、信用に裏打ちされた道具

そう考えると、契約書も
小切手も約束手形もお金(通貨)
もちろん、国債も株券もお金

お金とは、便利な道具ではあるが悪い面も持っている

その便利さ、その威力によって
様々な欲が狂わされているのだ
欲望や自己保身、
わがままさや臆病さ
悪心につけこまれる隙を持っている

前の日銀総裁の白川氏など臆病さの典型だった
市場の道具としてのお金が不足して経済の流れが悪くなっているのに
金融緩和をするのをためらっていた
インフレになって責任を問われるのを恐れていた

安倍首相に代わり、日銀総裁も黒田氏に代わり
金融緩和が大きくなされただけで景気は上向いてきた
市場に道具がばらまかれただけで市場のマインドは上向いた

安倍のミクスは、ただそれだけの事だった

最低、それだけでも良かったのに

経済の流れを算数的にしかとらえられない財務省などと一緒に
「消費税増税」という景気の流れにブレーキをかけるような愚策をとってしまった

あまりにもお金の表面しか見ていない人たちの愚

お金は信用に裏打ちされた道具

「信用」とは何か、それは人々のマインドに聞けばわかる
その「信用」の究極には、神仏からの視点が有ることも決して忘れてはならない

その信用を失わない限り、いくらでも「信用に裏打ちされた道具であるお金」を作り出しても良いのだ
創り出すべきなのだ

システム上、政府の負債である国の借金は、数字の上では上がってしまう
しかし、硬貨は政府(造幣局)が造り
紙幣は、日銀が造っている
日銀は、政府の子会社でもある
連結決算すれば、日銀が国債を市場から買い取ってしまえば
政府の借金は消えて無くなるのだ
そうして、お金、通貨が市場に供給される

もちろん、過ぎた供給は、通貨の信用を無くしハイパーインフレになる
しかし、今の現状は国債の金利はとても低い
国債をみんなが欲しがっている
その理由は、市場での資金需要が少なく
金融機関の投資先が限られているからだ

その理由は、結局、消費税増税などというブレーキを
市場マインドにかけてしまったからだ

財政均衡主義、プライマリーバランス
このような家計簿レベルでの判断で経済を狂わせている

国家レベルで考えたなら、国には、通貨を作り市場に流通させる権利というか、信用が有るということを忘れている

その原因は、多くの有識者といわれるような経済学者や官僚などの
器の小ささだろう
目先の自分たちの都合で考える傾向が
頭だけで考える傾向が
見誤らせているのだろう

神の理想を心の中に入れて、経済を考えることが出来れば良いのに



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