FrontPage/2017-05-11
消費税増税をフラクタルの森で考える
フラクタルの森には4カ所の空間が無限大マークのように
一つの接点を持ちつながっています
5W2Hとも関連しているのですがこの消費税に関して
それを意識していては分かりにくいので
シンプルに2面を観る見方で考えてみます
物事には、必ず2面性が有ります
ある面にアクセルと働いてももう一方には、必ずブレーキとして働く面が有るのです
消費税の増税の一番の動機は何か?
消費税税収を増やすこと 全体の税収増
この理由は財政赤字を減らすこと 財政均衡
単純に見ればそうでしょう
消費税増税の持つ2面を観ます(アクセルとブレーキ)
基本は、「消費税税収増にアクセル」を踏めば
反面で「消費に対するブレーキ」が発生します
その2つの面がどのような効果につながっていくのか考えると
次のような読みが考えられます
① 消費税の税収が増える → 財政均衡することで
○福祉の充実
(老後の安心感で消費が増えるという考えもある)
② 消費に対するブレーキ → 消費減少することで
○景気を冷え込ませ法人税収を減らし所得税を減らす
(これに対しては、一時期のことで消費はすぐに元に戻るという意見も有る、しかし・・・)
これらの要素を繋いでみよう
消費税の税収増 → 消費に対するブレーキ
↓ ↓
財政均衡 =×= 法人税、所得税の減収
この4つの関連でも分かるように
無限大マークのように循環することは難しい
では、どのような循環が良いのか考えてみる
消費税の撤廃 → 消費を刺激し、景気が回復
↓ ↓
消費税税収減 消費税は減収だが、
法人税、所得税収の増加で全体の税収は増える
もちろん、法人税収の増加で消費税を含めた全体の税収をカバーできるのかという問題も有るが、今までの現実を観ると、消費税増税のたびに全体の税収を減らしてきている事実が有る
そして、そもそも論に入る必要が有る
なぜ財政赤字が増えてきたのか
財政赤字の何が問題なのか
通貨発行権を持っている国家の会計と
家庭の会計を一緒くたに観ている傾向が有るようだ
国家やそれを支えている国民の信用が失われない限りハイパーインフレなど起こりようが無いと思います
結論を導くまでにまだまだ説明を要するが
結局の所、主体をどこに置いて考えるかという問題が有る
信仰心の問題だ
個人を主体としてだけ考えるのか
全体を観ている神を主体として考えるのかで大きな違いが出るからだ
更に、死ねば終わりという唯物論の世界観で考えるのと
魂は永遠で、人生修業の為にこの地上世界を生きているという考え方では
当然ながら違いが出てくる
ゆりかごから墓場までと言う考え方も有るが、
生まれてから死ぬまでの事しか考えないのなら、個人の安心安寧の事ばかりに関心が集まり、神仏が願われている魂の向上、子供達の魂の成長と離れていくことにもなりかねない
そして、時の政権がその権力を保持するために個人に媚びを売るような政策に陥ってしまうだろう
要するにバラマキ体質が、今の民主主義体制の中では起こっていくことになる
公的年金も今の状況を見ると
まるで、国家の運営する「ネズミ講」です
そのようなものを維持していくために増税しなければならないなど
そもそも論で間違っています
時の政権が票目当てで国民の歓心をかうような事ばかりをして
国民の心を堕落させていくようならとても問題が有ります
結局は、神仏から観てどうなのか
神仏の視点(最高に良い親)から観て、その子である人間達に取って良きこととは何なのか
神仏の心を心として政治を行わない限り
素晴らしい国が作られていくことは無く
自滅していく道に入り込んでしまうでしょう
元々、政(政治)、まつりごとというのは神に変わって行うモノであった
政治と宗教は、陽と陰、不即不離のモノです
本来の政教分離を離れた考えが蔓延し、政治に精神性無く
けだものレベルに落ちていった結果、自滅しそうになっているのでしょう。
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