陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2017-02-04

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人工知能AI と 人間 の進化「

全ては陰と陽の要素で成り立っている
それはどういう事か
全ての存在には、確かに二つの要素が絡んでくる

男女が在り、プラス極とマイナス極があり
紙という存在にも表が在れば裏が在る
表だけ、片方だけで存在することは出来ない


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時間では、原因と結果、結果と原因
空間では、他者と自己、彼岸と此岸、環境と自分
人間では、感情と理性、右脳的なモノと左脳的なモノ、悟性感性と知性理性
これらの要素が絡み合って人生というドラマを編み上げ
社会を、世界を、宇宙を存在させている

そして、比喩で見るならば
パソコンの動作もゼロイチの二進法であるように
人間の営みも分解して細かく解析するならば
パソコンと同じく二択の重なりで成り立っている

人工知能の未来が見えつつあるが
人間の能力を凌駕しつつあるこのAIであっても基本は二進法だ
CPU、集積回路の発達、ビッグデーターの活用などで
人間の能力を簡単に超えつつある

しかし、どれだけAIが進化し発展しようとも
越えられない一線が在ることを知るべきだろう

それは、このAIの持つ能力を人間に置き換えてみるならば
これは、人間の持つ知性と理性の部分でしかない
AIの持つ能力は左脳的なモノに限られるのだ

人間には、もう一面が在る
それは、悟性と感性である
これは、右脳的な側面を持つ

現代社会を引っ張っている多くのメディア人も役人も学者たちも
その多くが左脳的な鍛錬だけで生きているようだ

では、右脳的な悟性とか感性とはなんでしょうか
「感性」については、そのことに違和感を持つ人は少ないだろうが
「悟性」・・・このことについては思考停止のままの人が多いようだ
悟性とは何か、それは、書いて字の通り「悟りの性質」であろう

では、悟るとは何を悟るのか
結局は、「真理」だろう
真理とは何か、
それは、人間とは何か?
そして、我々が生きている世界、その時間と空間とはどんなモノなのか?
何のために生まれ、死後どこへ行こうとしているのか?
要するに、時間と空間。人間に関する理解であろう
世界観、宗教観である

確かに、色んな考えが有り色んな宗教が在る
目には見えず証明することは出来ない世界ではあるが
この世界観の上で全ては始まるのだ

この世界観(悟性の内容)が違うと、
感性も知性も理性も
後のモノが違ったモノになってしまうことを知るべきだろう

どうやら、人間に与えられている使命とは
まさにここに関連したモノなのだろう
真理(悟性)を悟り、それに沿った「思い」(感性)と「行い」(知性)の中身が問われ、反省(理性)をとおして修正し、悟性のレベル、魂の向上を図ろうとしているのだろう
それらをどのようなモノで詰めていくのか、その内容が問われ
神々はそれこそを楽しみに観ておられるのかもしれない

どれだけAI的なものが進化しようとも
この根本部分が間違っていれば
何の意味を成さないことは、少し考えれば分かる事だ

科学技術が進化するに伴い・・・・知性、理性
宗教の進化も要請されている・・・・悟性、感性
表裏一体、陰陽のバランスが取れてこその
本当の意味での宇宙全体の進化ではないだろうか

根本仏のそのような願いが在って
はじめてこの宇宙は存在しているのではないだろうか



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