陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2016-09-05

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TPPって何だろう

正直よく分からない
漠然と見るなら、結局、経済を活発にしたい
そのために税金(関税というブレーキ)をかけるのを止めて
商品などの流れを良くしたいということだろう。
こう思うのは、その商品やサービスの質と量に自信を持っている国なのだろう

逆に税金(関税というブレーキ)をかけてでも国内の同じ産業を守ろうとする国とがある

アクセルを踏みたい国とブレーキを踏みたい国がある
そして、産業によって強いところと弱いところが有る

相手の状況を無視してアクセルを踏まれても迷惑だし
自分の状況ばかり考えてブレーキを踏まれるのも迷惑だ

両方とも過ぎても足らなくても問題が起きるから議論になっているのではないだろうか
関税をかけ相手にブレーキをかけ、守りすぎても産業は育たない
アクセルをかけるという視点から自国の産業を守るという方法が有る
外国に負けている産業が有るなら、産業育成助成金を出して
対抗できるようにしてその産業の育成期間を設ける事だ
年限を切って次第にその額を減らしていく。
その期間で創意工夫出来なければ、その産業は自国で育むよりも外国の得意な国に任せた方が良いという結論にもなる。国内でその産業はつぶれるかもしれないが、それも良いことかもしれないという観点が必要だろう。

どのようなことにも、必ずブレーキをかける考え方と
アクセルを踏む考え方と、両方の観点がある

基本は、相手にブレーキをかけてもらうよりも
自分でアクセルを踏む考え方の方が良いのかもしれない

国防でもそうだろう
憲法9条のように、自国の安全(産業の存続)を他国に頼ったり、平和主義を近隣諸国に期待するよりも
自国の防衛力(産業)を強化し、どのような事態にも自立して対応できるような体制に育てていくことが大切だ。その力でもって困っている国が有れば、その余力でもって協力してあげることも必要だろう。

先の大東亜戦争でも、暴走した面も有ったのかもしれないが
西洋列強の植民地政策の餌食に日本国自体が追い込まれたという状況があり
東南アジアの国を植民地支配から救っていく働きもしている。

明治維新からそれほど経っていないところで
それほどの自力は付けていなかった為に長期戦では太刀打ちが出来なかった
しかし、敗戦したとはいえ
西洋列強に、結果としてブレーキを加えることが出来、
それ以後、東南アジア諸国は独立を果たすことが出来た
あの時点の世界の状況では、人種差別はあたりまえすぎて西洋列強にブレーキをかけてもらうことは出来なかった。
色んな局面で追い込まれてしまい、仕方が無かったのだろうが

もっと産業の育成、富国強兵という自力を育てることが出来ておれば
西洋列強からの圧力を弱めていただろう
時間はかかったかもしれないが、人種差別の嵐も消し去ることが出来ただろう

戦時中に、日本人は多くの犠牲を払ったけれど
その強力な精神性をもって
人種差別という障壁を大きく崩していった事実は忘れてはいけないだろう



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