陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2016-09-02

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企業の内部留保を非難する愚

麻生さんの発言が問題になっている
なんと愚かな発言なのか

何故、企業の内部留保が増えるのか
思い返してみれば、あのバブルつぶしに原因があるだろう

景気の過熱をみて
日銀の金融引き締め、政府の総量規制などで
バブルの中身を詰め込もうとせずに景気を意識的に冷ましてしまった
そこまで冷ますつもりは無かったのかもしれないが
現実として多くの企業は借金地獄に陥ってしまった
何年かしてバランスシートも改善され元に戻ったけれど
あの経験を知っている人たちから見れば、積極的な経営をする気になれないだろう

結局は、政府に日銀に信用がおけないのだ
日本では、また、同じようなことが起きるのでは無いかと危惧しているのかもしれない

麻生さんは、逆に企業経営者を信用し、自己反省すべきだろう

企業経営者は、会社を存続させることと同時に収益を上げる義務も有る
そのために日々頭を悩ましてもいるだろう

企業の内部留保が増えたり国内ではなく海外投資が増える原因には、日本の政府の国家戦略のお粗末さが有るのだろう
日本の未来に明るい展望が見られないからだろう
消費税増税と社会保障の問題、そして、外交、国防の問題
今の政府の対応では、経済も国防もズタズタになる姿が
企業家達の心の奥の方では見えているのかもしれない

日銀のマイナス金利の問題も、企業の内部留保に課税する問題も
因果関係の流れをグチャグチャにしてしまうだろう
資本主義自体を崩して一体どのような国にしようと思っているのか

まさに、末期の徳川幕府だ

対策は、色々あるだろうが
簡単に言えば「日本の明るい未来が見える」状況にするべきだ
ただ、ここには前提条件が有る
老後の心配が無いとか、楽して生きられるとか、個人レベルで見た姿ではない
神仏から見られて更に応援したくなるような、世界を素晴らしくするために努力し工夫している姿だ

日本という国を機縁として、世界が素晴らしくなり
地球外にもフロンティアを求め進もうとする姿が誰の中にも描くことが出来るなら
神々だけでなく、海外からでも、誰もが投資したくなるだろう。

今の外交、国防、税と社会保障の一体改革とか、社会主義的な政府の対応どれを見ても日本の未来は暗いと思ってしまう

根本原因は「信仰心」が無いことだ
政府や財務省の中で企業の内部留保に対する課税なども検討されているようだが
神々の前に出てその趣旨と正当性を説明出来るのかを問いたい
本当に恥ずかしいと思わないのだろうか

目先の自分さえよければ良いという姿勢を
国のリーダー達が率先して直さない限り、
企業家達も萎縮し守りに入らざるを得ないだろう



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