陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2016-08-08

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目的と目標とそれを繋ぐ手段

「そこまで言って委員会np」というTV番組で国の借金が1000兆円を超えている事を扱っていて、その中の意見を聞いていて思ったこと
もっと冷静に分析的に見るべきだと思った
画像の説明
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フラクタルの森に入れるべきこの課題は、「経済」のこと
それを見るに
私のように頭の悪い人間は
今、何の所を見ているのか、ハッキリさせなければ混乱してしまいます
要するに「課題」があり
「目的」があり「手段」があり「目標」が有ると言うことです。
「目的」は、「経世済民」世を治め国民を幸せにすること
つぎの「手段」が問題であり、
これはその都度「結果」が出ながら推移していくモノでも有ります
「目標」は、結果でもあるのですが
「手段」の途中で順次出てくる結果に振り回されすぎてはいけないのです。

「目標」は、財政再建では有りません
目標に財政再建、国の借金を無くしていくという内容を入れると
当然、消費税増税などで取れるところを増やそうとするでしょう
また、出費を減らそうと思えば、今の民進党が政権を持っている時にやったように
「コンクリートから人へ」と公共工事を削減し、結果として経済を疲弊させてしまいます
違ったものを「目標」とした為です。

愚かです

「目的」は、単純に社会貢献、経世済民です
「目標」は、その目的が実現された時に社会はどのような姿になっていれば良いのか
明確な形とハッキリとした数字でも表現可能な姿です。

国造りの形として「ゆりかごから墓場まで」というように
政府に面倒を見てもらって一生安心できる生活が送れるような国が理想なのでしょうか

この、理想とされる姿の描き方は、実は、その人の世界観、宗教観に大きく影響されます。
正しい信仰が背景に無ければ正しい理想とする世界も描くことが出来ません。
この正しい信仰、正しい世界観については特段の議論が必要になります。

抽象的であっても目標とするべき理想像の姿は必要ですが、ただぼやけてしまいがちです。
そこで、数値として表現できる姿がリアルに目標(陽)としてあげられるべきです。

企業として考えるならと目的(陰)は社会貢献、目標(陽)は利潤追求です。
これを国家に置き換えるなら、目的(陰)は、同じく社会貢献であり、目標(陽)はGDPです。
経済全体が「目標」として掲げるべきは、どう考えても「GDP」です

GDPが増えなければ税収も増えず福祉予算も増やせません

消費税増税が必要という意見を述べている東大出 の女優さんがいましたが
その他にも「手段」の中で議論ばかりのように見えました
「目標」がハッキリ見えていないのです

「目的」と「目標」、これがぶれなくハッキリと見られておれば「手段」は自然に出てきます。
ただそれだけのことなのですが・・・・



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