ブレーキ と アクセル
ブレーキ と アクセル
人生や社会の舵取り、進め方と同じような要素が有るのが車です
車には色んなパーツが有りますが、基本的な要素は、整理してみると3つです
- ハンドル・・・右するか左するか決めながら進むべき先を決めます
- アクセルとブレーキ・・・安全に早く目的地を目指せます
- 運転手・・・これが無ければ、意味がありません
複眼で見る事は、進歩と調和の両面で見ることにもつながります
この進歩と調和ということは、いろんな形で私たちの世界を覆っている
ブレーキ(調和させる力)とアクセル(進歩させる力)の2つ
片方だけでは車を走らすことが出来ません
強すぎれば「オクビョウ」と「ワガママ」にもなりますし
弱すぎれば意味がありません
ブレーキとアクセルを間違えるとよかれと思ってなしたことも悪い結果をもたらせてしまいます
例として税金の問題が有ります
税金は、もちろん負担金というアクセルの面も持っていますが
放物線と同じで、ある領域からブレーキに転じます
窯焚きでもある程度の温度域からは薪を入れすぎると温度を下げます
消費税などでは、負担金というアクセルの面でなく
懲罰的なブレーキ役となります
社会保障を担保するためには消費増税は仕方がないように思われていますが、これは、間違いなく社会保障を充実させるためのアクセルとはならないでしょう
社会保障が維持されるためには景気が良くなければなりません
増税すれば税収が増えるように思うかも知れませんが
景気が良くなければ税収は逆に減っていきます
消費にブレーキをかけて税収が増えると考えるのは、あきらかに単眼でしか考えていないのです
社会保障にアクセルをかける方法はいくらでもあります
社会保障にブレーキをかけようと思えば景気を悪くして国力を弱めれば良いのです
景気にアクセルをかける方法はいっぱいあります